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横浜市歴博 米倉氏の企画展 CFで 運営厳しく、開催費募る〈横浜市金沢区・横浜市磯子区〉

タウンニュース

ポスターを手にする羽毛田さん(右)と小林さん

武蔵国金沢(現・金沢区)に陣屋を構えた武州金沢藩(六浦藩)米倉氏に焦点をあてた企画展「横浜の大名米倉家の幕末・明治」が横浜市歴史博物館(都筑区)で10月2日から開催される。コロナ禍で収益を上げるのが厳しい中、9月30日まで開催する資金調達のため同館初のクラウドファンディング(以下CF)を行っている。

8月10日から約2カ月間で70万円を集めることを目標に開始し、現在、大阪や三重、青森など全国各地から応援の声が集まっている。500円から支援することができ、クラウド限定御城印「米倉陣屋」や限定公開の解説動画など博物館ならではの体験をリターンに盛り込んだ。詳細は同館ホームページで確認できる。

同館は、開館時間や入場者数の制限を行いながらコロナ禍での運営を続けてきたが、2018年4〜11月期に9万2千人だった来館者数は、20年同期には2万8千人にまで減少。これまで観覧料などの収入を基に運営を行ってきたが、長引くコロナの状況下で通常の展示会運営が難しい状況になっている。学芸員の羽毛田智幸さんは「企画展を成功させたい。ぜひ応援してもらえれば」と呼びかける。

市民との研究を展示

米倉氏は、横浜に陣屋を構えた唯一の大名として知られる。武蔵国金沢、相模国、下野国の領地1万2000石を治めていた。10月から開催する同展示では、米倉家で記録された日記を解読し、幕末から廃藩置県までの動向を紹介する。

古文書の解読は、同館が開催した講座に参加したOBが協力。これまでの5年間、月に2回のペースで集まり解読を進めてきた。担当した学芸員の小林紀子さんは「市民の皆さんと一緒に取組んだ成果を展示します。横浜にも藩があり、大名がいたことを感じてほしい」と話した。

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