町田イタリア歌劇団 「アイーダ」の見どころ語る
町田市内でオペラ公演を行い、今年15周年を迎える「町田イタリア歌劇団」が来月、記念公演としてオペラ「アイーダ」を町田市民フォーラム(原町田)で上演する。同作品は古代エジプトの戦士ラダメスと、敵国エチオピアの王女アイーダの一途な愛を描いた物語。アイーダ役の刈田享子さんと、恋敵アムネリス役の高橋未来子さんに話を聞いた。
--どんな役
刈田「エチオピア王女で、正体を知られずにエジプトにとらえられた奴隷。敵国の戦士と禁断の恋をしてしまいます」
高橋「ラダメスに好意をもち、アイーダを恋敵として徹底的にいじめるエジプトの王女。悪役のイメージがある一方で、恋に不慣れな不器用さは役柄の魅力であると感じています」
--公演の見どころ
刈田「祖国の父に応えたい王女としての思いと、愛する人を純粋に思う気持ちの狭間で苦しみながら歌う場面。大変な場面ですが、その気持ちをうまく表現したい。ぜひ見ていただきたいです」
高橋「幸せの絶頂だった3幕から、ラダメスに裏切られてしまう4幕にかけての激しく音楽が変わる場面が好きなので、見どころだと感じています」