半夏生には“本場”明石のタコを食べよう! 「2024年明石半夏生たこまつり」開催 明石市
7月1日の「半夏生(はんげしょう)」に向けて、明石市では「2024年明石半夏生たこまつり」が開催されます。
半夏生とは、夏至から数えて11日目からの5日間をいいます。 昔から夏至から半夏生に入るまでの間に、田植えを終わらせるのが良いとされており、 田んぼの神様をおまつりしたといわれているそう。
関西では半夏生にタコを食べる習慣があり、これは稲がタコの足のように地面にしっかりと根付いてたくさんの穂をつけるように、という願掛けが由来といわれています。また、タコに含まれるタンパク質やタウリン、亜鉛が疲労回復や夏バテ防止にも良いとされているとか。
明石海峡の潮流に鍛えられ、豊富な餌をたべて育つことで身が引き締まり、その歯ごたえと旨味が魅力の「明石だこ」が旬を迎える明石市では毎年この時期にイベントが行われています。
アンケートに答えて応募できる「明石だこが当たる!?プレゼントキャンペーン!」(6月21日~7月9日)をはじめ、各店が自慢のタコ料理を提供する「ピオレ明石のたこフェア」(6月21日~7月1日)、あかし市民図書館でタコの資料展示(6月26日~7月7日)など様々なイベントを実施。
また、6月30日にはあかし市民広場にて明石だこの天ぷら約300食を無料で振る舞う催しも。当日午前11時頃から整理券を配布予定。(1人1枚)会場では、明石だこや豊かな海づくりに関するパネル展示や動画放映も行われます。
実行委員会事務局は「このイベントを通じて、歯ごたえと旨味で全国的に知られる“明石だこ”を味わっていただくとともに、近年、漁獲量が減少傾向にある貴重な特産品であるタコを守り育てる豊かな海づくりへの取り組みを広く知っていただく機会になれば」と話されています。
<記者のひとこと>
魚の棚商店街の鮮魚店や飲食店などでは明石だこ取扱店にステッカーも貼られているので、それを目印に散策してみるのもいいですね。市内の学校では半夏生に合わせて給食にタコ料理がでるらしいですよ!
場所
明石市内
※イベントによって異なる
問い合わせ
明石半夏生たこまつり実行委員会事務局
明石商工会議所
TEL 078-911-1331