『呪術廻戦』禪院直哉のキャラクター情報を一挙にご紹介!【最終話までのネタバレあり】
『呪術廻戦』に登場する禪院直哉は、禪院家の次期当主候補の術師
本記事ではそんな禪院直哉の情報をご紹介します。術式や過去、活躍シーンなどを総まとめ! また、コミックス最終巻までの状況もまとめますので、ネタバレに注意してお楽しみください。
※本稿には原作最終話までのネタバレが含まれます。
【写真】『呪術廻戦』禪院直哉 解説&情報まとめ!【最終話までのネタバレあり】
禪院直哉(ぜんいんなおや)とは?
年齢:28歳
術式:投射呪法
出身:京都
等級:特別1級呪術師
性別:男性
声優:遊佐浩二
禪院家26代当主・直毘人の息子であり、次期当主候補のひとり。甚爾、真希、真依のいとこだが、甚爾以外は眼中にない様子。
ツリ目、金髪、ピアスといった禪院家らしからぬ容姿ですが、実力は折り紙付き。思ったことを何のためらいもなく言ってしまう性格なうえに、「強さ」以外にあまり価値を感じていないため、同じ家の人間だろうと暴言(客観的にはそうだが本人としては事実)を吐く。「人の心とかあるんか?」「ドブカスが」など、語録も存在する人気キャラクター。
あちら側に立ちたい男
禪院家の人間として、強者としてまっすぐに生きる直哉。真っ直ぐさ故に、自身が認めていない人間を虫けらのように扱います。しかし、そのビジュアルや歯に衣着せぬ発言、戦闘スタイル、京都弁……など魅力的な要素を多く持ち、読者投票による人気キャラクターランキングでも常に上位にランクインする人気を誇っています。
落ちこぼれである真希、真依にも当たり前のように辛辣な言葉をぶつけ、自分の父親の死(渋谷事変にて重体となり死亡)もさほど気にしている様子はありません。しかし、幼少の頃、"男のくせに呪力がない"弱者であるはずの禪院甚爾の強さ、禍々しさを体感し憧れを抱いている様子。また、五条家であり最強の術師・五条悟にも一目置いていることから、強者に対しては適切な評価をしています。
そして、その強者へのスタンスは彼の魅力的なポイントでもあるでしょう。あちら側に立ちたい、つまり甚爾や五条のような絶対的な強さへの憧れが強く、そのひたむきとも言える憧れが垣間見えると彼に惹かれてしまうのも頷けます。
投射呪法
直毘人と同じ、禪院家相伝の術式「投射呪法」。少々複雑な術式ですが、簡単に説明すると、「脳内でイメージした動きをトレースする」術式です。しかし、条件が存在します。まず、1秒間に24回の動きをイメージすること、そのイメージに違わない動きを術者自身が作る(動作を行う)こと、物理法則を無視しすぎないこと、それらを守れなければ1秒間行動不能になる、など細かいルールがあります。
再現可能かつ戦闘を有利に進められるような強力な動きをイメージすること、そしてそれを寸分の狂いなく行う身体的なセンス。扱う側にとってもかなりの鍛錬が必要な術式であり、直哉も相当な努力をして体得したことが想像できます。
直毘人も行っていましたが、相手を翻弄する素早い動きを可能にし、術式を連続で使用すれば亜音速をも超えるスピードも実現可能。また、手のひらで触れた相手にも「1秒間に24回の動作」を押し付けることができ、対応できないと1秒間無防備な状態を晒してしまうことになります。
死滅回游での動向【最終話までのネタバレあり】
物語冒頭の虎杖・脹相との戦闘では、彼の強さと辛辣な名台詞をこれでもかと披露。しかし、脹相の赤血操術のオリジナル技「超新星」によって倒されてしまいます。屈辱の敗戦の後には、禪院家をぶっ壊しに来た真希との戦闘。
真依との別れによって、覚醒し甚爾の側に立とうとする真希を否定し続けます。「投射呪法」を駆使して真希を追い詰めますが、真のフィジカルギフテッドと成った真希に術式を見破られ敗北。その後、真希の母親によって刺殺されるのでした。(そして「ドブカス」の名台詞を吐く)
しかし! 呪力によって殺害されなかった直哉は、呪霊となって死滅回游に参戦します。人間の形から解放され「こっち側」に立った直哉は桜島結界にて、禪院真希と加茂憲紀に勝負を挑むのでした。「投射呪法」はそのままに呪霊としての肉体でマッハ3というわけのわからない速度でふたりを翻弄。しかし、「乱入者」の活躍によって、真希はより自由に、より甚爾に肉薄する強さを獲得。直哉をまた追い詰めます。
そして、呪霊となった直哉は最終手段として領域・「時胞月宮殿(じほうげっきゅうでん)」を披露。「投射呪法」の効果を領域内全て(フィルムのような触手的な何かを伸ばし相手に触れる)に適応させるだけでなく、相手の全細胞にまで条件を貸し1秒間のフリーズが命取り(細胞レベルの動きの停止、ズレが肉体を破壊する)になるという凶悪なものです。しかし、さらなる覚醒を経た真希はいとも簡単にこれを攻略。呪霊となった直哉は、真希と真依が遺した釈魂刀レプリカ(魂ですら切り裂く呪具)によって殺害されるのでした。