8000メートル峰14座を踏破した石川直樹の写真展をゴールドウインが開催
ゴールドウインは、東京・青山の本社1階で写真家で登山家の石川直樹の写真展「With the Whole Earth Below」を4月20日まで開催する。ゴールドウインが展開する「ザ・ノース・フェイス(The North Face)」は長年にわたって活動をサポートしており、石川直樹は昨年10月にヒマラヤ山脈にある標高8027メートルのシシャパンマの登頂に成功している。シシャパンマは1981年に田部井淳子が女性として、さらに日本人として初めて登頂に成功した山としても知られている。石川直樹は、シシャパンマの登頂成功により、パキスタンのK2やネパールのエベレストなど、世界の8000メートル峰14座すべてを踏破する偉業を成し遂げた。
会場には、石川直樹が20年以上にわたって撮影してきた山岳写真が展示されており、さらに遠征時に着用したウェアなども展示されている。着用ウェアのひとつである「ザ・ノース・フェイス」のヒマラヤン・スーツも展示されており、「このダウンスーツで10座の8000メートル峰に登頂しました。穴が開く度に日本で修繕してもらい、今も現役です。自分にとっては命を守ってくれた大切な装備です」と、石川直樹は語っている。