塩でもおいしいおむすびと手作りおかずのプレートランチ【おむすび六丁屋】カジュアルでもしっかり 農家直接仕入れの米・野菜のうまさを堪能
9月に入っても厳しい残暑が続いていますが、季節は本格的に実りの秋を迎えようとしています。梨やぶどう、桃など、甘い果実がたくさん。新米もスーパーマーケットの店頭に並び始めました。
今回紹介するのは、富山のおいしい米を農家から直接仕入れ、おむすびランチを提供しているカフェ。2025年7月に高岡市にオープンした「おむすび六丁屋」です。
高岡市戸出“6丁目”にあるカジュアルなカフェ
店があるのは高岡市戸出6丁目。6丁目にあるカフェなので、「六丁屋」と名付けられました。
大きな住宅街の中心部、いくつかのテナントが並ぶ長屋風ビルの一番端にあって、通りに向かって一面がガラス張りになった開放的な店です。
店内はイエローの壁紙が明るくポップな印象。
天井やテーブル、椅子はウッディでカジュアルで居心地がよく、モザイクのようなタイルや小物はどこかレトロな雰囲気も感じられます。
カウンター席やテーブル席に加えて、奥には小上がり席も。小さな子供連れでも安心して利用することができそうです。
米も野菜も農家から直接仕入れ…ほっこりおむすびランチ
店の看板メニューがこちらのランチ。
ワンプレートにおむすび2個とたくさんのおかずが乗って、汁物もセットです。
あえて塩と焼き海苔だけ 米のうまさをシンプルに実感
使用している米は、高岡市内の農家から直接仕入れているコシヒカリ。
塩と焼き海苔だけのシンプルな味付けで、口に運ぶとふんわりとほどけていきます。
具が入ってませんが物足りなさはありません。
むしろ、米の甘みとうまみをしっかり感じられて、これだけでも立派なごちそうです。
やさしい味の手作りおかず
おかずはすべて手作り。野菜も農家さんから直接仕入れるものが多いんだそう。
この日の主菜はつくね団子ときのこのあんかけで、出汁のやさしい味わいにじんわりと心がほぐれていくようです。
ささみと赤タマネギのマリネで口の中はさっぱり。ナスとピーマンの梅味噌いためはごはんにもよく合います!
“ワンプレート”と言いながら、小鉢でおかずがたっぷりなのもうれしいポイント。
明太ポテサラにきゅうりの浅漬け、ちくわの素揚げも。
店主は「箸休めにいいかな、と」なんて控えめに言っていましたが、どれもこれもおいしくて、箸を休めている暇なんてまったくありませんでした。
おかずはどれもやさしい味付けで、丁寧なごはんを食べられたという満足感があります。
ボリュームも女性なら十分おなかいっぱいになれそう。
「おむすび2個は多い…」という小食な人は、1個に変更することができます。
逆に「もっと食べたい!」という人は、ひとつ100円で追加注文もOK。
(価格は現在のものなので、新米になると変わるかも、とのことです)
もっちり! 米粉のロールケーキ
食後のデザートに店主がオススメしてくれたのがロールケーキ。
お米のカフェにちなんで、米粉で作っているそう。
米粉のケーキなのであっさりなのかと思いきや…もっちりした食感とずっしりな弾力で、食べごたえがあります。
それでいて食べると不思議。ふわっと溶けていくような口当たりです。
クリームはあっさりとしていて甘さ控えめ。甘いものが苦手な人でも食べやすい味です。
デザートとして重すぎず、店オリジナルブレンドのコーヒーにもとっても合います。
タイミングが合えば季節のフルーツを使ったロールケーキと出会えることもあるんだとか。
ランチは数量限定 予約がオススメ
ランチは数量が限られるので、事前に予約しておくのがオススメ。店のInstagramからDMで問い合わせてみてください。
手作りのおかずに、おむすびではなくお酒をセットにした「せんべろセット」なんてのもあります。値段はもちろん、1000円。
休日の昼下がり、丁寧なおかずを肴にゆっくりと過ごしてみる、なんてのもよさそうですね。
【おむすび六丁屋】
住所 富山県高岡市戸出町6丁目4-10-9
営業時間 11:00~17:00(食事L.O. 14:30)
定休日 水・木曜