スピード練習は不要?フルマラソン完走に「走る速さ」がいらない納得の理由
マラソンでより長く走るために知っておきたい2つのスタミナ強化トレーニングとは
「LSD」と「ペース走」でスタミナを徹底強化
フルマラソンを想定した練習には、持久力を高めて距離を克服するための「スタミナ練習」と、心肺機能を強化する「スピード練習」があります。しかし、これからフルマラソンを目指す人という人に「スピード練習」は必要ありません
なぜなら、一般にフルマラソン参加者の上位20%ほどが到達できると言われる「サブ4(4時間以内で完走)」でも5分41秒/キロメートルのペースで達成が可能で、これは一般的なジョギングのペースとほぼ変わらないからです。つまり、目標が完走や「サブ4」以下のランナーならスピードを鍛える必要はまったくなし。むしろ42キロメートルをバテずに走るスタミナこそ重要というわけです。
スタミナを強化する基本的な方法は、とにかく長い距離を走ることですが、より効果的な練習法として左記の「LSD(ロング・スロー・ディスタンス)」と「ペース法」をオススメしています。
とくに「LSD」は、おしゃべりができるくらい緩いペースで2~3時間、ゆっくりと走り続けるトレーニングなので、スタミナ練習の初歩としては挑戦しやすくオススメです。スローペースでも走り続けることで体を継続的な運動に慣らし、同時に持久力を高める効果も期待できます。
出典:『図解 中野ジェームズ修一のランニング教科書』