ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団がおくる、野外コンサート『ヴァルトビューネ河口湖2025』の指揮者、曲目が決定
2025年7月5日(土)、6日(日)河口湖ステラシアター(山梨)、ベルリン・フィル野外コンサート『ヴァルトビューネ河口湖2025』が開催される。この度、指揮者、曲目が決定した。
世界最高峰オーケストラのひとつ、ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団のシーズン最後を飾る夏の恒例イベント『ヴァルトビューネ野外コンサート』は、1984年に初めて開催された。今年は6月22日に初登場から40年という記念公演が現地で行われ、ベルリンの風物詩として長きにわたり人々に親しまれている。
通常の公演とは異なる雰囲気の中、毎年数々の名演が繰り広げられるベルリン・フィルの特別なコンサート『ヴァルトビューネ』。1957年の初来日から24回の来日を重ねたベルリン・フィルと、2004年以来9回の来日公演を実施してきたフジテレビが、ともに新たな歴史を刻む。
指揮を務めるのは、グスターボ・ドゥダメル。また曲目はガブリエラ・オルティス:Kauyumari(カモシカ)、アルトゥーロ・マルケス:Danzon No.2(ダンソン第2番)、アントニオ・エステベス:Mediodia en el llano(平原の真昼)、エヴェンシオ・カステリャーノス:Santa Cruz de Pacairigua(パカイリグアの聖なる十字架)、アンジェリカ・ネグロン:Me he perdido(迷える自分)、ロベルト・シエラ:Alegria(アレグリア)、レナード・バーンスタイン:『ウエスト・サイド・ストーリー』より「シンフォニックダンス」。
国内のみならず世界的にも大きな話題となる2025年注目の大型クラシック公演に期待しよう。
グスターボ・ドゥダメル(指揮)
大衆に広く知られるようになった数少ないクラシックの音楽家。現在、ロサンゼルス・フィルハーモニックとベネズエラのシモン・ボリバル交響楽団の音楽・芸術監督を務め、2026年にはニューヨーク・フィルハーモニックの音楽・芸術監督に就任し、マーラー、トスカニーニ、バーンスタインらのレガシーを引き継いでいく事が決定している。これまでに、スーパーボウルのハーフタイム・ショーにクラシックの音楽家として初参加したほか、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートには史上最年少の指揮者として登場。アカデミー賞からオリンピックまで世界的な主要イベントに出演し、ビリー・アイリッシュ、クリスティーナ・アギレラ、リッキー・マーティン、グウェン・ステファニー、コールドプレイ、ナズといった音楽界のアイコンとも共演している。 このほか、スピルバーグが新たに映画化した『ウエスト・サイド・ストーリー』のサウンドトラックを指揮、J.ウィリアムズたっての依頼で『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』のオープニングとエンディングの音楽を指揮している。さらには『セサミストリート』『ザ・シンプソンズ』『モーツァルト・イン・ザ・ジャングル』『トロールズ ミュージック★パワー』『くるみ割り人形と秘密の王国』などの映画やテレビ番組にも出演し、2019年にハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムの星を授与された。