うちの地元で観られる? 来週(12月15日~) 日本のローカル局で放送開始 韓国ドラマ4選
来週から日本のローカル局で、韓国放送当時大きな話題を呼んだ韓国ドラマがスタートする予定です。
動画配信サービスでの視聴が主流となりつつありますが、テレビでも魅力的な作品が観られる機会。
視聴者が心を震わせたあのシーンや名場面、俳優たちの熱演など、魅力的なドラマが日本の家庭に届けられます。
それぞれ異なる見どころを持つ4作は、なぜ放送当時それほどまでに大衆を夢中にさせたのか、その理由をしっかりと教えてくれるでしょう。
時を超えても色あせない良作ばかり。もし、あなたの地元で観られる作品があれば、ご覧になってはいかがでしょうか。
(図)Danmee SBS「復讐代行人3~模範タクシー~」で帰還!25年11月 主演俳優 期待度1位はイ・ジェフン
百年の花嫁 (TV朝鮮/2014)
『百年の花嫁』は、財閥家の御曹司と、彼の婚約者の替え玉となった女性が繰り広げるロマンスストーリー。FTISLAND (エフティーアイランド)でボーカルを務めているイ・ホンギ主演作です。
政略結婚で、しかも婚約者本人ではない女性と恋に落ちていく過程が見どころとなっており、最初は冷ややかな態度で接していたものの、彼女の優しさに触れて徐々に心を許し惹かれていく御曹司の感情と、両者の関係性の変化にときめかずにはいられない展開が盛りだくさん。
韓ドラならではの醍醐味の1つである陰謀やファンタジー要素が絡み合いながら繰り広げられ、2人の愛が試されるシーンはよりドラマチックに仕上がっています。
●日本放送情報:テレビ神奈川/2025年12月19日(金)13:30~
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
帝王の娘 スベクヒャン (MBC/2013~2014)
『帝王の娘 スベクヒャン』は、百済(くだら)を舞台に、家族、姉妹愛、陰謀を描いたロマンス時代劇。第25代武寧王の娘(王女)の座を巡る異父姉妹の運命が交錯するするストーリーです。
主演を務めたのは、安定した演技力を持つことで知られるソ・ヒョンジン。王女であることを知らずに平民として育った武寧王の隠し子で、自身の出生の秘密を知ったのをきっかけに姉妹間に生じた確執を、繊細な感情の演技で見事に表現しました。
本物の王女の純粋さと、王女のふりをする野心に溢れたキャラクターの対比をはじめ、そんな2人が繰り広げる愛憎劇から目が離せない人が続出した作品です。
●日本放送情報:TOKYO MX/2025年12月16日(火)13:04~14:00
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
朱蒙(チュモン) (MBC/2006~2007)
『朱蒙(チュモン)』は、韓国放送当時最高視聴率52.67%を叩き出したソン・イルグク主演の大ヒットフュージョン時代劇。高句麗(こうくり)の初代王と言われているチュモンの一代記を、ドラマチックに描いています。
政治にも武芸にも疎く、義理の兄からいじめられる臆病だったチュモンが、次々と訪れる試練と向き合いながら少しずつ成長していく過程と、高句麗建国までの道のりを最後まで見守りたくなるストーリー。共感せずにはいられない展開の数々が視聴者を魅了します。
また、手に汗握る戦闘シーンをはじめ、切ない恋や、宮廷内における権力争い、友情、裏切りが絶妙に噛み合うストーリーがほどよいスパイスになっており、全81話から成る長編作品ですが、いつの間に完走してしまっているでしょう。
●日本放送情報:テレビ大阪/2025年12月16日(火)夕方5時25分スタート
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
哲仁王后〜俺がクイーン!?〜 (tvN/2020~2021)
『哲仁王后〜俺がクイーン!?〜』は、本国で、最高視聴率17.3%という好成績を残して最終話を迎えたラブコメ時代劇。現代のプレイボーイの魂が、朝鮮時代の王妃の体に入ったキャラクターを熱演したシン・へソンのコミック演技が大きな話題を呼んだ人気作です。
タイムスリップとコメディー要素により、史劇初心者でも気軽に観ることのできる1作。エンターテイメント性の高さやストーリーの独創性も本作の大きな魅力となっています。
また、ヒロインがキム・ジョンヒョン演じる王と、次第に距離を縮めていく過程も、視聴者から熱い視線を浴びたポイント。権力争いや裏切りなども交えながらドラマチックに展開されます。
●日本放送情報:テレビ大阪/2025年12月16日(火)9時30分スタート
※編成の都合により放送日時・作品に変更が生じる場合があります。
(ライター/西谷瀬里)