必要のない人まで降圧剤を飲んでいる可能性も!? 高血圧対策に重要なのは体質改善【薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる】
「降圧剤を一生飲む」は常識ではない
日本のすべての薬剤の中で最も消費されているのが高血圧の薬(血圧降下剤、血管拡張剤)です。このことからも日本では本来、必要のない人まで降圧剤を飲まされている可能性がうかがえます。もちろん、すべての薬を否定するつもりはありません。薬学研究者として、薬の効果やメリットについては人一倍熟知していますし、痛みや苦しみを和らげる薬は素晴らしいものだと実感しています。
しかし「降圧剤はずっと飲み続けないと効果が薄れる」という考え方には賛成できません。薬はあくまでも症状を和らげるための対症療法であり、根本的な治癒にはつながらないからです。「降圧剤は一生飲むもの」という考えが一般的になっているのも、「治らない」という前提があるからですよね。本気で高血圧を治そうと思ったら、薬ではなく降圧運動。医師に言われたからといって薬を飲むのではなく、運動を取り入れた生活習慣の改善を図ることで、自力で血圧は下げられます。
飲めば OK ?飲めば治る?そもそも薬は体にどう働く?
薬の本来の役割
・症状を緩和する
・原因となる菌などを抑える
・抵抗力を高める
つまり、薬で根本治療はできない
一生飲む=一生治らない!ということ
降圧ストレッチ&降圧ジャンプ で治そう!
【POINT】日本では薬が必要ない人まで飲んでいる。飲む前に、降圧運動で体質改善を
【出典】『薬なし減塩なし!1日1分で血圧は下がる』著:加藤雅俊