王子動物園内のSLが須磨区の『下中島公園』に移転 新たな展示環境を整備へ 神戸市
『神戸市立王子動物園』(神戸市灘区)で長年展示され、親しまれてきた蒸気機関車SL。このたび神戸市須磨区の『下中島公園』に移転することが分かりました。
SLは今年5月下旬に王子動物園から移設され、夏には移設作業や新たな環境の整備がスタートするとのことです。
王子動物園に展示されている蒸気機関車「D51 211号」は1938年、当時の鉄道省の鷹取工場で製造された第1号。歴史的価値が高く、1971年に当時の日本国有鉄道より無償貸与を受けて以来、園内に設置されていました。
このたびのSL移設は王子動物園のリニューアルを機に行われるもので、SLと車掌車2両は生まれ故郷・鷹取工場跡地に隣接する『下中島公園』南側広場に移設されます。
移設後は「未来に生きる機関車」をコンセプトに新たな展示環境が整備され、SLの姿を見て楽しめるだけでなく、子どもや若者の”新たな交流”が生まれる拠点として有効活用される予定なのだとか。貴重な産業遺産が未来に続く形で引き継がれることは嬉しいですね。
また王子動物園では5月16日、17日の2日間、普段は入ることのできない「職員エリア(南側)」からSLを見学できる「特別観覧」が実施されます(午前と午後の2回、各回50人限定で開催)。”動物園の景色の一部”としてSLを見られる、貴重な時間となりそうです。
特別観覧について
【実施日】2026年5月16日(土)、17日(日)
【午前の部】 ①10:30~ ②11:30~(各30分)
【午後の部】① 13:30~ ②14:30~(各30分)
※各回50名限定にて実施。
※特別観覧の参加希望者には参加券が渡されるため、王子動物園内の「動物感謝碑前広場」に集合(「午前の部」は9:30、「午後の部」は11:30に集合)