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遠征ナシの夏のタイラバ! ホーム駿河湾を釣りまくって見えてきたこと

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遠征ナシの夏のタイラバ! ホーム駿河湾を釣りまくって見えてきたこと

地元・沼津の海に繰り出すこと。遠征もできず…地元の釣り場に集中するようになり…、この窮屈な環境は2年目に突入です。
前回の記事も同じようなことを書いていましたが、“移動の制限”をされている環境が現在進行形で続いています。何年か経ってこの記事を読み返したときに「こんなこともあったね」と、完全に過去の話として話せる世の中になっていることを祈ります。

さて、私の自宅からは海や湖といった釣り場がとにかく近い(釣り場まで30分圏内)ので、「door to fishing」がしやすい環境です。自分の行動パターン・コミュニティーの中でルールを守って生活を続けることはこれまで以上に求められています。「釣り」という楽しいことを続けるために…釣り場でのマナーと合わせて、これまで以上に気を遣っていきたいものです。

今回はいつもお世話になっている水上さんの船で地元・駿河湾を釣りまくってきました。自ら操船しホットスポットを探す。毎回新しい発見があるのでホント飽きません。

釣りができる環境が、そこにあることが嬉しい!

釣りができる環境がそこにある限り、感謝しながらフィールドに挑む…。そんな姿勢を貫きたいと考えています

同じフィールドであっても同じシチュエーションは二度と存在しないことや、季節や状況ごとの変化、この広い海にアジャストし魚を探し挑んでいく感じがたまらなく楽しい私。自分たちが攻めることができるのはこの駿河湾でも米粒!? 程度の狭い範囲。実際に海上に浮いてみるととても広くて(笑)、そこから自らのカンで魚を探しだしてくる快感を味わいたくなります。

日々、同じ場所を見ているからこそ見えてくる状況変化や潮・風向き、水温など、状況を判断し、推理したり…。遠征ができなくても、意外にも自分の感覚を磨くトレーニングができる環境はすぐそこにあるのです。

まずは西伊豆から攻める!

今回の釣りは夏の駿河湾タイラバゲームです。私のホームでもある奥駿河湾はコマセマダイのメッカでもあり、ノッコミ最盛期には有名なポイントに魚も船も全集中。そこからノッコミを終え、元気に散らばり…と、タイラバが楽しくなる季節です。

この日は同じ駿河湾でも西伊豆方面に走ることにしました。大瀬崎を越えると風景も大きく変わり、岩場が連続し急なドロップオフからの深場を控える…まさに大物を予感させる西伊豆独特の風景が広がります。

切り立った岩肌がそびえたつ西伊豆ならではの風景。沼津近郊の奥駿河湾内とはまた違ったシチュエーションです

イワシなどベイトが回ればマダイだけでなくブリクラスの青物からアカハタ、オオモンハタ、カサゴなどの根魚までいろいろな魚が釣れます

西伊豆のショア伝いを南下して行くに従いウネリが大きくなり、無理はできないということで戸田(へだ)湾にエスケープ。時間が経つほど穏やかになる予報なので一時待機です。ふと船を止めた浅場40m前後の底付近に、幸いにも魚影を捉えたのでフリースライド TGヘッド75gを落としてみました。すると1投目から綺麗なマダイがヒット。

そしてさらに、「ここでしょ!?」という場所を選びサクッと2投目でも釣りました。この嬉しさは格別なものがありますね。魚探の反応もよく、その「反応=生命感」は続きます。間髪入れずに同行の水上さんにビッグバイト。マダイのファイトとはまた違う重たいファイトの末に上がってきたのは、ナイスなヒラメでした。こちらはフリースライド VSヘッド90gでキャッチです。

フリースライド TGヘッド75gでヒットした美しい魚。「1投目」こんなににも広い海の中…マダイの目の前に落とせた快感を味わいます(笑)

いつもお世話になっている水上船長。ナイスヒラメをキャッチ

広いレンジを丹念に探る


そして現れたのは…

外のウネリも収まってきた感があり沖に出てみると、潮が動いていました。船もどんどん流される状況です。潮の動きを感じることができるのでさらに期待が高まりました。

集中して水深60~80mを丹念に探ります。タイラバはフリースライド TGヘッド90g、オレンジのネクタイ1本仕様と少ないスカートを組み合わせたセッティング。私のなかでこのTGヘッドのサイズ感はボリューム、引き抵抗、水流? など、釣れるタイラバの黄金比!? を持っていると思っています。潮が早くても遅くてもトラブルが少なく、活性が高くても低くても全国どこでも釣れるタイラバだと思っています。また、ネクタイのタイプも選びません。
私のサーチベイトになっているTGヘッドでやや浮き気味の魚もねらおうと、ボトム付近だけでなくハンドルを30回巻き広いレンジを探ります。すると「グッ」と抑え込むようなバイト。ドラグがうなり、ナイスサイズであることを確信。

フルソリッドのロッドを目一杯曲げ込んで、最後まで抵抗するのはビッグワンの証。ワクワクしながらファイトを繰り返し、上がってきたのはナナマルに近いアフターのオスでした。これぞタイラバ…イメージ通りの会心の一撃でした。

ドン! と横たわるハンサムなマダイ。フリースライド TGヘッド90gの黄金セッティング

フルソリッドのロッドがブチ曲がる。ロッドがファイトに追従して限界まで曲り、そこからスムーズなドラグが作動する感じの調整をしています

迷いながらの試行錯誤の釣りも楽しいのですが、自分のヨミがバシバシ当たっていく展開もたまにはイイですね

夏深まる…奥駿河湾を攻める

…あの魚との出会いから1か月後。バストーナメントやカツオを追いかけていたため、タイラバからしばし離れていたのですが(といっても3週間)再び駿河湾に。
この日は朝から猛烈に暑い日でしたが、奥駿河湾エリアを丹念に攻める作戦で広範囲にラン&ガン。元気なマダイたちを追いかけることにしました。

朝イチに小さなベイトの群れを発見しアベレージサイズのマダイをキャッチ

釣りを開始すると、船長とのダブルヒットもあり、広く散った魚を拾う…「タイラバ向け」の状況になってきている手応えをすぐに得ることができました。美しいマダイをキャッチすることができ一安心。そして、キャスティングゲームとはまた別のスタイル「静かな動作のなかでいろいろと思考するこのゲームはやはり奥が深い…」と再認識しました。しかし、あとが続かず…。タイラバ向けの状況に変わりつつあると同時にタイラバの難しさは背中合わせ…。炎天下のなか、そんな現実を突き付けられるわけです(笑)。

フリースライド TGヘッド125g。フォールの姿勢、潮の動き、ネクタイやスカート、ワームの形状を選ばないさまざまな組み合わせでの相性がよく、トラブルの少ない形状

「暑いから…帰ろうか…」やや弱気な選択肢がふと頭をよぎる…、そんなタイミングで風が吹き始めました。
あるピンスポットにベイト反応があり生命感にザワついている感じが。早速、フリースライド TGヘッド125gを投入。ヘッドカラーもアピール重視でイエロー系にチェンジ、そこにシルエットをはっきりとさせるグリーンのタコベイトを組み合わせました。

シルエットをハッキリとさせ存在感をアピールさせたのがよかったのでしょうか、即バイト! フルソリッドのロッドをブチ曲げドラグを引き出すナイスファイトがスタートしました。数分のファイトの末「ボコん!」と浮上してきたのは、なんとハチマルオーバー!!

迫力のあるハチマルオーバー。顔つき、ウロコの大きさ、尾ビレ…その魚の重みを感じることができた1尾

100mを超える水深、魚のファイト、潮の重さ…フックやリーダーにも相当な負担が掛かります。私のタックルは、その負荷をドラグやロッドのしなやかさでかわす…そんなタックルバランスを目指しています

釣って!釣って!釣りまくる!


その果てに見えてくること

デカい魚を釣り上げる度に「ルアーフィッシングにおけるタックルバランスの大切さ」を痛感します。フックもリーダーも限界のところで耐えてくれている感じがします。
同じ魚でも食い方は同じようで同じではありません。何度も、何尾も掛けてわかることがあります。その紙一重のなかで「獲る・獲れない」が存在していると、私は考えています。その確率を少しでも上げるために釣り人は日々努力しているのです。“タックルバランスが合っていない“”フック、ラインなどの劣化がそのまま“なんていうこともよくあります。「よくバラしちゃうな…おかしいなぁ…???」とお悩みの方がいらっしゃいましたら、よく(記事や番組の)最後に出てくるタックルデータなどの「全部の組み合わせ」を参考にしてみてください。

私がフリースライド TGヘッドをひたすら使いまくるのも、同じものを使い込んで微調整を繰り返し、各地で釣りまくってきたひとつの結果です。マダイだけでなく強烈なファイトをする他ゲスト、シーズン別の食い方、フィールド、水深の違いでもいろいろ試してきた、そのひとつの答えなのです。
地元の海でも「釣って! 釣って! 釣りまくる!」そんななかから見えてくることは沢山ありますよ。

基本タックル

ロッド:  TAIGAME SSD C69L/FSL(テイルウォーク)
リール:  TAIGAME DGN 63(テイルウォーク)
      カーボンカスタムハンドル W110R(テイルウォーク)
ライン:  パワーアイWX8マークド(エイテック) 0.8号-300m
リーダー: ディテールプレミアムプロハリス(サンヨーナイロン) 5号
タイラバ: フリースライド TGヘッド(ハヤブサ) 90g
フック:  T.R.Bリングアシスト(イチカワフィッシング) M
ワーム:  タコベイト(NIKKO化成) グリーン

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、店舗・施設や遊漁船によって営業時間の変更や休業の可能性があります。お出掛けの際には公式HPにてご確認ください。また、事前に地域の情報を確認したうえで釣行の計画、万全の対策、ソーシャルディスタンスの確保をお願いいたします。

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