Yahoo! JAPAN

竹ボウキから自作した釣り竿で淡水小物釣り満喫【埼玉】モロコやクチボソなど63匹手中

TSURINEWS

小物釣り満喫(提供:TSURINEWSライター泉陽登)

前回のリベンジを晴らすべく、今回も埼玉県のホソで小物釣り。今回は自作の釣り道具で挑みます。釣行当日はとんでもない暑さでしたが、その暑さも忘れるほど楽しい釣りができたことをレポートしたいと思います。

自作ロッドで挑む

今回使用するロッドはホームセンターでよく売っている「竹箒」から作った竹竿を使います。遊びがてら作ってみたのですが、これが中々いい出来栄えに仕上がったので試作品として使ってみることに。この竹竿の作り方は今度の記事で紹介しようと思います。

「竹箒」から作った竹竿(提供:TSURINEWSライター泉陽登)

狙う場所

田んぼの真横にある水路が釣り場所です。小物の魚は流れが穏やかな田んぼの水路なら基本的にどこにでもいるので、自分は田んぼがある場所を探します。

ここで気をつけることは、私有地には入らないように注意をすることです。基本的に田んぼは私有地なので、周りの土地もその一部の可能性があります。ちゃんと調べてから釣るようにしましょう。

好調なスタート

水量は前回よりも少なめですが、そのおかげですぐに魚の姿を確認できました。釣りはじめは魚を寄せることも兼ねてエサを大きめにしましたが、一投目でクチボソがヒット!しかも産卵期の影響か、口の周りにニキビのような追星が確認できました。

ウキ釣りのタックル(提供:TSURINEWSライター泉陽登)

現代では様々な魚が数を減らしていますが、これからこの魚たちが増えていくと思うと嬉しくてなりません。そして、わずか10分もしないうちに6匹を手にすることができ、幸先のいいスタートをきる形となりました。

今だけ邪魔者

釣り始めてから30分程が経過。ここで思いもよらぬ来客が……。自分が釣りをしている場所は多種多様な魚が住んでいる恵まれた釣り場で、クチボソやモロコといった魚だけでなく、フナ、ナマズ、ニゴイ、ボラ、ヌマチチブなど様々な魚が生息しています。

まだ見たことはないですがウナギも生息しているとか。そんな場所なので、水路では頻繁に色んな魚が出入りしています。しかし、田んぼの横の小さな水路なので大きな魚はそこまで出入りしません。

釣り場の様子(提供:TSURINEWSライター泉陽登)

そんな静かな水路で大きな水音がいきなり隣から聞こえてきた時はさすがに驚きました。何かと思ったら80cmは余裕で超えている大きな鯉でした。

鯉の出入りはこの水路でもありましたがみんな50~60cmほどのもので、かつ何もせず通り過ぎていくだけだったので何も驚くことはありませんでしたが、目の前で80cmの鯉に暴れられて流石にビックリしました。おかげで魚が散ってしまい一時休戦状態になってしまう事態に。普段なら対象魚の鯉ですが、今だけは…。

熱中症に注意

夢中で釣りをしていて水分補給を忘れていたので、休憩がてら少しの間釣りを中断することに。この日も信じられない暑さで熱中症になってしまった人が多い日でした。釣りをする中、夢中になってしまい水分補給を忘れて脱水症状になった経験が自分にもあるので、水分補給は忘れずにすることを心がけています。皆さんもこまめな水分補給を忘れずに釣りを楽しんでほしいです。

ここでもう一つ注意しておかなければならないのが塩分摂取です。汗で出てくるのは水分だけでなく、塩分も同時に出てきます。自分は夏の中外で一日釣りをする際は、大量の梅干し入りのおにぎりをクーラーボックスに入れていきます。最近は塩飴やタブレットなど、手軽に塩分を摂れるものも出てきました。

暑い中での釣りをする際は、水分と塩分の補給を忘れないようにしましょう。個人的ですが、梅干しおにぎりはかなりオススメです。塩分だけでなく、エネルギー源になる炭水化物も含まれていますしね!しっかり食べないと暑さにやられてしまいます。

群がる小魚軍隊

休憩後、釣り場に戻ると魚たちは何事もなかったかのように元気に泳いでいました。渓流魚や警戒心の高い魚は一回散ってしまうと姿をみせることはありませんが、小魚たちはそこまで警戒心が強い魚ではないので、焦る心配がありません。

手軽に釣る事の出来る魚たちなので、家族でも楽しめる釣りといえます。自分はフライフィッシングをたしなんでいるので、アワセの練習としてよく遊ばせてもらっています。

絶好調

再開してからもあたりが途切れることはなく、この時点で前回の匹数を上回る数を釣りあげることが出来ました。小物の魚の難しい所はアタリが明確だけど、アワせることが難しいことが一つあります。

小物釣りでゲット(提供:TSURINEWSライター泉陽登)

口が小さいのもそうですが、数が多すぎてしっかり針を加えてくれないというのが難点です。手軽な釣りと同時に奥深さもある楽しい釣りです。魚の種類もたくさん釣れて飽きることもないです(自分は)。今回もクチボソだけでなく、モロコや小鮒といった魚たちの顔を見ることが出来ました。

感想

結果としては、63匹でした。これでも昔の方がもっと釣っていたので、まだまだ子供時代の自分には及ばない結果でした。あの頃は釣りのことしか考えていなかったので上手かったのかもしれません。

最近は色々忙しく釣り自体が遠のいていましたが、忙しい事を言い訳にしないで、釣りはできる限りたくさんやろうと思います。今年も残り半分を切りましたが、たくさんの魚と出会えることを楽しみにしながら過ごそうと思いました。

<泉陽登/TSURINEWSライター>

【関連記事】

おすすめの記事