Yahoo! JAPAN

起業家輩出のため地方の教育機関に求められることは? 開志専門職大学でセミナー開催、125人が参加

にいがた経済新聞

パネルディスカッションの様子

第21回開志コラボセミナーは開志専門職大学紫竹山キャンパスで開催された

開志専門職大学(新潟市中央区)が11月5日、新潟における起業やアントレプレナーシップ(起業家精神)教育について考えるセミナーを開催し、会場とオンライン合わせ125人が参加した。

開志専門職大学では開学当初から、地域貢献活動の一つとして社会人などを対象とした「開志コラボセミナー」を開催してきたが、第21回となる今回からは同大学の特徴をより強く出したものへと一新。県内で起業支援などに関わってきたゲストも招き、地域発アントレプレナー人材の可能性について考えた。

セミナー会場には同大学の学生など72人が参加したほか、オンラインでも聴講が集まった。

講演する各務茂夫学長

パネルディスカッションの様子

セミナーは2部制。第1部では、この4月に同大学の学長に就任した各務茂夫学長が講演した。各務学長は一般社団法人日本ベンチャー学会の前会長を務め、東京大学でも約20年にわたりアントレプレナーシップ教育に携わるなど、同分野の最前線に立ってきた。

各務学長は自身の起業経験も交えながら、国内のアントレプレナーシップ教育の移り変わりや現状を解説。また、地方での起業とグローバルでの起業を対比しつつ、地方での手法がグローバルにも応用できると説き、学生たちへ「常に世界を意識してほしい」と語った。

第2部では、にいがた産業創造機構(NICO)の佐野哲郎副理事長、新潟県産業労働部創業・イノベーション推進課の藤田拓志課長、新潟大学経済科学部の伊藤龍史准教授、木山産業株式会社執行役員でCINO/NINNO事業部長の石川翔太氏を招き、パネルディスカッションを実施。県内で起業家支援に携わってきた4氏が県内の現状について分析したほか、学生・若者へのアントレプレナーシップ教育に必要な要素や、各団体の連携のあり方などを探った。

開志専門職大学は、今後も起業に関わるセミナーを開催していく予定だという。

【関連リンク】

開志専門職大学webサイト 開志コラボセミナー

【関連記事】

「新潟にいながら世界へ発信できる人に」開志専門職大学、2代目学長各務茂夫氏インタビュー

The post起業家輩出のため地方の教育機関に求められることは? 開志専門職大学でセミナー開催、125人が参加first appeared on新潟県内のニュース|にいがた経済新聞.

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 【初心者困惑】生まれてはじめて歌舞伎座に行くことになった…「ドレスコードは?」「食事は?」「何時間?」全部体験してきたでござる

    ロケットニュース24
  2. こ、これが福井の水ようかんなのかッ!! 他所の水ようかんと文化レベルで違う

    ロケットニュース24
  3. 赤穂市民病院の指定管理構想 事実上の2病院統合 外来・救急を集約

    赤穂民報
  4. 食品ロス削減と特産PR 赤高生が義士祭でおにぎり販売

    赤穂民報
  5. 小泉セツと出会う前にハーンが心を寄せた「もう一人の日本人女性」とは? ※ばけばけ

    草の実堂
  6. 【ガチ検証】1人前980円! 第4の極王『極王餃子の王将ラーメン』はウマいのか? 普通の王将ラーメンと食べ比べてみた

    ロケットニュース24
  7. 22/7(ナナニジ)オーディション密着レポート――アーカイブ

    encore
  8. 【マシンガンズ】デリカシーがない方が生きやすい

    文化放送
  9. 管理の役割不明確、止水板は人力は無理など課題列挙、国の地下駐車場検討委が中間とりまとめ

    YOUよっかいち
  10. 【インタビュー】日本一の配信者・プリンスこうや、アワード受賞の喜びを語る!「やっと形になってきたなっていうのが強い」<JAPAN LIVER FESTIVAL 2025>

    WWSチャンネル