【紅葉は順調!秋は長く楽しめそう】北海道の25日からの天気予報 秋と冬の見通しも/気象予報士が解説
北海道のあす25日(水)の天気と、週間予報を、HBCウェザーセンターの児玉晃(こだま・あきら)気象予報士がお伝えします。
児玉気象予報士が描いた、独特なイラストとともに…。
10〜12月の3か月予報
10〜12月の3か月予報が気象台から発表されました。
秋は長く楽しめそうですよ。
気温は平年並みか高め、降水量は平年並みです。
紅葉は順調で、定山渓などふもとでも10月中旬から下旬に見ごろとなるでしょう。
ただ秋は、上空の寒気の影響を受けやすく、札幌の雷日数の平年は10月が一番多いんです。地表付近の気温が高いと大気の状態が不安定になりやすいので、天気の急変に注意です。
初雪は遅くなるかもしれませんが、12月に入ると一気に冬らしくなって本格的な雪の季節がやってきそうです。
12〜2月 寒候期予報
12月から2月の冬の寒候期予報も発表されました。
降水量は平年並みか多くなりそうです。低気圧の影響を受けやすくなる可能性もあるため、ドカ雪にいつも以上に注意が必要です。
近年、ドカッと降ることが多いので、この冬も油断できませんね。## 25日の北海道の天気と気温
あす25日の天気と気温です。
広く晴れるでしょう。最低気温は24日朝より3度前後高く、朝の寒さは少し緩みます。
最高気温は24日とほぼ同じで、道南江差は24度まで上がるでしょう。
25日の時間ごとの天気。道央・道南からです。
札幌周辺は日差しに恵まれ、過ごしやすいでしょう。道南方面は雲が広がりやすく、夜は胆振の山沿いや支笏湖周辺では弱い雨が降ります。
道北・空知です。
カラッとした秋晴れが続きます。24日ほどではないですが、朝晩と日中の気温差が大きくなるので、服装選びに気を付けてください。
道東・オホーツク海側です。
太平洋側はしだいに雲が厚くなるでしょう。オホーツク海側は一日を通して晴れる見込みです。朝は中標津で4度など霜がおりる寒さが続きます。
25日からの北海道の週間天気予報
週間予報。日本海側とオホーツク海側からです。
木曜日からは雲に覆われ、金曜と土曜は広く雨が降るでしょう。気温は高めで、札幌など25度近くまで上がる日があります。朝晩の寒さも緩むでしょう。
つづいて、太平洋側です。
木曜は道南方面を中心に雨が降り、金曜と土曜は各地で雨が降るでしょう。大雨の可能性は低いですが、ザっと強まることがありそうです。雨でも気温は高めでしょう。
25日の札幌の朝昼晩の天気
あす25日の札幌です!
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
昼はベンチに座って、過ごしやすそうですね。
晴れて気温も24日と同じくらいですが、24日より風が少し強まるので、脱ぎ着しやすい服装でお出かけください。
文・イラスト: HBCウェザーセンター 気象予報士 児玉晃
HBCテレビ「今日ドキッ!」の番組内でも独特(?)なイラストを使って天気をお伝えしています。
HBCウェザーセンターのインスタグラムも開設!予報士のゆる~い日常も見られますよ。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※24日(火)午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。
編集:Sitakke編集部IKU