秋アニメ『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』先行上映会に瀬戸麻沙美さん・加藤渉さん・富田美憂さんが登壇|主人公が悪を拳でぶっとばすのが痛快なんです
シリーズ累計187万部(漫画、電子含む)を突破するファンタジー小説『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』がTVアニメ化。2025年10月3日(金)よりTOKYO MX・BS11・群馬テレビ・とちぎテレビ・MBS・CTVほかにて放送されます。
TV放送に先駆けて、9月28日には、ユナイテッド・シネマ豊洲にて先行上映会が開催。1~3話の上映後、スカーレット・エル・ヴァンディミオン役の瀬戸麻沙美さん、ジュリアス・フォン・パリスタン役の加藤 渉さん、ナナカ役の富田美憂さんが登壇して作品に関するトークを展開しました。
【写真】秋アニメ『さいひと』先行上映会イベントレポート|瀬戸麻沙美・加藤渉・富田美憂が登壇し作品の魅力をアピール
素手で戦う女子はやっぱりカッコよく見える!
拍手のなか登場した3人は挨拶が終わったあと、まずは作品の印象について触れていきます。瀬戸さんは、最初に本作を知ったとき、キャラクターたちのビジュアルの美しさに圧倒されて、アニメになったらどうなるのかとワクワクしたそう。実際に読み進めていくと、主人公が悪を拳でぶっとばすという痛快さがあり、正義のために拳を振るう役を演じるのが楽しそうだと感じたと、出演が決まった当時のことを振り返りました。
続く加藤さんは、拳で悪をぶっ飛ばすというフィクションならではのよさがあると、原作を読んだときの印象についてコメント。コミカライズの絵やアクションの動きが美しいため、アニメでどうなるのか楽しみだったとも振り返りました。富田さんは、自身が武道を嗜んでいることもあり、「素手で戦う女子はやっぱりカッコよく見える!」とスカーレットの魅力に言及。悪い奴を成敗するというスカッとさがあると、作品の見どころについても言葉にしました。
上映会では続いて、登壇者それぞれがキャラクターの紹介と演じるうえで意識したことを話していくことに。優秀な王位継承者である第一王子・ジュリアスについて加藤さんは、王子という立場であることから、演じるうえでも美しく、品がある言葉遣いをしたとコメント。国のことを第一に考えているタイプではあるものの、スカーレットに対してはどう思っているのかが作品のポイントであり、演じるうえでもニュアンスを意識したことに触れていました。
富田さんが演じるナナカは獣人族で、犬の姿になるキャラクター。作中で「ワン!」と鳴くときがあり、そのときの芝居を最初はリアル寄りにしていたそう。ただ、もっと分かりやすく、文字通りに「ワン」と言って欲しいというディレクションがあったと振り返りました。また、男の子役ということで声を低めに作っていたものの、「もうちょっとかわいい余地を残してもいいです」というリクエストがあったことも明かしました。
スカーレットについて瀬戸さんは、鉄拳制裁をするときでも品や優雅さがあるキャラクターと紹介。アクションシーンについては、このくらいの敵を殴るときには息を入れないなど、殴る相手によってどう息を入れるかを現場でスタッフの方々と相談し、後半になるにつれてそれがつかめてきたと振り返りました。
イベントの最後には改めてそれぞれが挨拶。富田さんは、「毎週、次がどうなるのか気になる作品。映像も音楽も、我々の声もぜんぶ楽しんでいただけたら」とアピールします。加藤さんは、舞踏会のシーンでオーケストラ編成を組んだ劇伴が使用されていることに触れ、「生オーケストラの演奏のなか生アフレコするイベントができたら」という願望を言葉にします。また、そういったことも含めて、「この作品が盛り上がっていったらいいなと思います」と続けました。
最後に挨拶した瀬戸さんは、登場キャラクターがまだまだたくさんいて、スカーレットがぶっ飛ばしていく悪い奴らも素晴らしいキャストの方がキャスティングされている、と見どころについて触れます。そして、「日々のストレスをスカーレットと一緒に吹っ飛ばしていきましょう!」と作品らしさ満載の言葉でイベントを締めくくりました。
TVアニメ『最後にひとつだけお願いしてもよろしいでしょうか』は2025年10月3日(土)よりTOKYO MX・BS11・群馬テレビ・とちぎテレビ・MBS・CTVほかにて放送。
[文・M.TOKU]