「初心者も型・数共に大満足!」 盛期迎えたハゼ釣りで16cm頭に20匹【大阪】
初心者を連れて南大阪の漁港へハゼのチョイ投げ釣りに行ってきた。時間によって群れの場所が変わり渋い時間もあったが、夕飯のおかずには充分な量の良型ハゼが釣れたのでその状況をレポートする。
初心者連れてハゼ釣り
初心者の友人から釣りに行きたいと誘いを受けた。秋なので初心者でも楽しめる釣り物は沢山あるが、美味しい魚を確実に釣ってほしいという思いがあり今回はハゼ釣りに決定。
アジングロッドを使って秋の良型ハゼを釣ってもらい、ライトゲームロッドならではの強い引きを味わってもらおうという作戦だ。
夜は釣ったハゼで天麩羅を作ったらより釣りにハマってくれるのではないか。前回、9月の下旬に単独でハゼを狙いに行った際は18cmを頭に30匹ほど釣れたので1ヶ月ほど経って状況はどうなっているかの調査も兼ねての釣行である。
タックル
ロッド:6ft前後のアジングロッド
リール:2000番小型スピニングリール
仕掛け
中通しオモリ1号
キス針6号
エサ:石ゴカイ
早々に友人にハゼがヒット!
釣り場に着くと雨がパラパラ。釣りができないほどではなかったので雨足が強くならないことを願いながら仕掛けをセットし軽くキャスト。
すると、友人に1投目からアタリが到来!今日もどうやらハゼはいるようで一安心。アタリが出ても竿先が引き込まれるまで待ってから軽く合わせてとアドバイスをする。
2投目でも再び友人にアタリが出た。今度はゆっくり待ってから合わせると乗った!釣れたのは13cmほどの本命!初めて釣ったハゼを見て笑みが溢れていた。
筆者もハゼをキャッチ
私もキャストしてゆっくりサビいているとブルブルっとアタリ。少し待ってから完全に食い込んだことを確認してから軽く合わせを入れるとグングンと抵抗を感じる。上がってきたのは15cm程の本命だった。
ライトゲームロッドで釣るとサイズ以上の引きを味わえるのでとても楽しい。そこから2匹、3匹と連発。友人も天麩羅サイズの良型を立て続けに釣っていた。
釣果伸ばすコツ
しかし食い込まないアタリも多く、少々苦戦してる様子。ハゼはついばむようにエサを捕食する。食い込まないアタリが出てアタリが止まってしまった時は、少し手前に引いてエサを追わせて食わせると再び食らいつくことが多々ある。
これを教えたが初心者が実践するのはなかなか難しい。こればかりは経験だろう。
群れを探してランガン
しばらくの間は好調に釣れ続いていたが、お昼を過ぎた頃にアタリがパタリと止まってしまったどうやら群れが移動してしまったらしい。
ハゼはキスなどと同じように群れで行動する。数釣りは簡単なイメージがあるが、これが意外にシビアで、群れを捕えられないとアタリが出ないこともよくある。
そういう時は足で稼ぐしかなく、アタリが出るポイントを探してランガンしてみよう。今回も初めに入ったポイントが渋くなったのでランガンを開始。
沖のカケアガリでヒット
場所を変え、扇状に投げハゼの溜まり場を見つける。沖に投げたところでアタリが出た。どうやら沖のカケアガリに付いてるらしい。ここでは食いは渋かったが何とかエサを追わせて15cm級を連発することができた。
一方の友人は食い渋ったハゼを掛けるのに大苦戦。時間帯によって単純に食わなくなるのがハゼ釣りの難しさである。しばらくアタリは続いていたものの16時の潮止まりにはそのアタリも途絶えたため納竿とした。
最終釣果
最終結果は16cm頭にハゼ20匹だった。数は思うほど伸びなかったが友人も良型をキャッチでき、全体的にサイズもまとまっていたため充分な釣果だろう。帰宅後は友人が天ぷらを調理してくれて、最高だった。また行きたいと聞いて私も嬉しかった。
今後の動向
この記事が掲載される時もまだまだ数、型共に狙える良い時期である。キス釣りと同じ仕掛けで初心者でも楽しめるので是非近くの河川や漁港で狙ってみてほしい。
※立ち入り禁止の場所には入らないでください。
※毒魚にお気を付けください。
※係留ロープにお気を付けください。
※混雑時は場所を譲り合いましょう。
<高橋凪/TSURINEWSライター>