ミシュランガイド7年連続掲載ラーメン店『中華そば三藤』が三宮にオープン! 神戸市
ミシュランガイド東京に7年連続掲載された名店がついに神戸・三宮に進出しました。その名も『中華そば三藤』(神戸市中央区)。
JR三ノ宮駅から北側に徒歩5分弱、北野坂の中ほどにお店は位置します。
お店の入口に近づくと、まず目に飛び込んでくるのは「ミシュランガイド東京 7年連続掲載」の案内。どんなお店なのかワクワクしながら入店してみることに。
店内は1階と2階に分かれており、カウンター席が中心。全体で十数席ほどのこぢんまりとした空間ながら、そこには「いい意味でラーメン屋らしくない」上品さが漂っています。落ち着いた照明に、心地よく流れる音楽。
“ラーメンをじっくり味わい、ゆっくりとした時間を過ごしてほしい”そんなお店の想いが自然と伝わってくる雰囲気です。
メニュー表のデザインも高級感があり、細部までお店のこだわりを感じられます。気になるラーメンのラインナップは大きく3本柱!同店の代名詞ともいえる「鶏醤油」、続いて「貝出汁塩」、そして女性にも人気の「トリュフ&ポルチーニ」です。
今回は、王道の「特製鶏醤油」と店員さん一押し「江戸前卵かけ御飯」をいただくことにしました♪
「特製鶏醤油」は芳醇な鶏スープに、はまぐりとホタテの旨みを重ねたダブルスープ。そこに自家製のチャーシューと極上の半熟味玉が加わり、見た目も香りも華やかな一杯。
透明感のある綺麗なスープは見た目からも素材の上質さと丁寧な仕事ぶりが伝わってきます。鶏と貝の旨みがやさしく広がり、見た目の美しさと同じく、上品な味わいがたまりません。
麺は国産小麦「春よ恋」を使った自家製麺。滑らかな舌触りと程よい弾力を持ち、噛むたびに小麦本来の香りがふんわり広がります。
チャーシューは厳選された豚肉を絶妙な温度管理でじっくり火を通すことで、ジューシーさと上品な風味を両立。噛むごとに肉の旨みがじんわりと染み出し、スープとの相性も抜群!
そしてもちろん、ラーメンそのものの美味しさはもちろんですが、卓上に用意された5種類の調味料も同店の楽しみのひとつ。”黒煎り七味、和山椒粉、一味唐辛子、ブラックペッパー、酢”どれを加えても、スープや麺の味わいがぐっと変化します。
ラーメンを堪能したあと、「江戸前卵かけ御飯」もいただきました。黄身の色が濃く、コクのある卵に合わせられているのは、江戸時代から親しまれてきた佃煮をアレンジした自家製の一品。
塩昆布入りの佃煮に山椒のピリリとした香りが効いており、卵の濃厚さと絶妙に調和。今まで味わったことのない、深みのある卵かけご飯でした。
さらにここでも、卓上の調味料を活用すれば、味の変化を楽しめます。筆者は黒煎り七味を軽く振ってみましたが、ピリッとアクセントが加わり、佃煮と卵の旨みをさらに引き立ててくれます。自分好みの味変もまた試してみたいと思います。
場所
中華蕎麦・三藤
(神戸市中央区中山手通1丁目9-24)
営業時間
11:30~15:00、17:00~21:30
定休日
日曜日