本髙克樹ら出演の舞台『シークレットライフ - Secret Life of Humans』 メインビジュアル&大河内直子(演出)のコメントが公開
2025年3月28日(金)~4月13日(日)東京・シアタートラム、4月18日(金)~20日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演される、舞台『シークレットライフ - Secret Life of Humans』。この度、メインビジュアル公開&演出の大河内直子よりコメントが届いた。
本作は、ジェイコブ・ブロノフスキー著『人間の進歩』と、2014年発刊以来爆発的なムーブメントとなったユヴァル・ノア・ハラリ著『サピエンス全史』からインスピレーションを受け、世界最注目の現代英国劇作家デイビッド・バインによって作り上げられた舞台作品。2017年「エディンバラ演劇祭」にて上演されて以来、大きな話題となり、ロンドン公演、オフブロードウェイ、ドイツでも上演され、人類の歴史と倫理に対する問いかけを提起した。
出演は、主人公“ジェイミー・ブロノフスキー”役に、7 MEN 侍の本髙克樹。“ジェイミー”と出逢う大学講師“エイヴァ”役を朝倉あき。そして、ジェイコブ・ブロノフスキーをモデルとした“ブルーノ・ブロノフスキー”役を髙橋洋。“ブルーノ”の同僚“ジョージ”役を須賀貴匡。ブルーノの亡き妻“リタ・ブロノフスキー”役を実咲凜音といった、実力派俳優たち。
今回、いまこの瞬間も繰り返し起きている戦争に対する普遍的なテーマを背負う本作が、戦後80年を迎える日本での上演に向けて、作品のメインビジュアルを解禁。
また、蜷川幸雄演出作品において長年演出助手を務め、近年では、三島由紀夫 『薔薇と海賊』 (2022年)、アントン・チェーホフ『三人姉妹』(2023年)、ローレン・ガンダーソン『Silent Sky』(2024年)などを手掛けた演出の大河内直子より上演に向けてのコメントも公開された。
演出:大河内直子/上演に向けてメッセージ
『Secret Life of Humans』に目を留めてくださったみなさまへ。
ようやくVisual イメージという大切な一歩目を皆様にお届けできます。その製作の過程は静謐な愛おしい時間でした。
優れた、そして魅力あふれる俳優の皆さんと、敬愛するスタッフとともに、この作品に挑む喜びを感じる時間でした。
『Secret Life of Humans』は2017年、David Byrneという才気溢れる作家・演出家によって、エジンバラ・フェスティバルで産声をあげました。ジェイミーとエイヴァが生きる現代、ブルーノとリタ、ジョージが生きた戦中戦後ー
2つの時間軸が交錯する世界が描かれています。彼らの旅路を通して作家は私たちに問いかけます。
私たちはどこから来たのか?
人であるということーそれはどんな意味があるのか?
私たちはどこへ向かっているのか?
『Secret Life of Humans』ーそれは私たちの旅路です。
みなさまと劇場でこの作品を分かち合える日を、カンパニー一同楽しみにしております。