ドッグラン、プライベートサウナも 海浜公園オートキャンプ場にグランピング施設
尾崎の赤穂海浜公園オートキャンプ場にグランピング施設が新設。愛犬と泊まれるドッグヴィラや内装がおしゃれなドームテントなどで1日から年中無休で営業を開始した。
キャンプ場の空き地やキャンプサイトの一部を活用し、ドッグヴィラ4棟とドームテント6棟を新築。従来からあったコテージ9棟のうち4棟をリニューアルした。
ドッグヴィラはフェンスで囲んだ芝生の専用ドッグラン付きで愛犬と自由に過ごせる。2棟にはプライベートサウナを設置し、残り2棟には犬用のバスタブがある。ドームテントは大きな開口部が魅力で、コテージは山小屋のような雰囲気がある。
いずれの施設も冷暖房完備で夏や冬も快適に過ごせるほか、バーベキューグリルや電子レンジなどを備えている。バーベキューメニューの注文もでき、オプションで地元産の牡蠣も味わえる。冷蔵庫には無料の飲み物(ビール、酎ハイ、ソフトドリンクなど)が用意されている。料金(2名利用時の1人1泊)はドッグヴィラ1万6200円〜、ドームテントとコテージは9800円〜で季節や曜日によって変動し、宿泊日の6か月前の1日から予約可。当面の間、平日宿泊料に限り、赤穂市内に在住、通勤・通学している人を対象に2割引とする「地元割」を実施する。
兵庫県が同公園で進める「民間によるパークマネジメント」の一環で、指定管理者の共同事業体「Ako 汐サイドヴィレッジコンソーシアム」に加わっているレンタル・イベント業「コーエィ」が約2億円をかけて整備した。コテージ残り5棟も今月からリニューアル工事を実施し、年内にオープンする予定という。
指定管理者の整備計画では、2034年度までの完成を目標に同公園内にバーベキュー場や観覧車、海を望むカフェなどの建設を進めていく。「自然のロケーションを活かし、オールシーズン楽しめる魅力あふれる公園を目指す」と話している。問い合わせはTel45・0811(午前9時〜午後4時半)。