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【中央区】扉の向こう側は魔法の嵐、日常を忘れる一夜の旅へ~Bar Ladybird~

肥後ジャーナル

【中央区】扉の向こう側は魔法の嵐、日常を忘れる一夜の旅へ~Bar Ladybird~

以前肥後ジャーナルに掲載されたお店【熊本市中央区】入るのに勇気いるけど行ってよかった!隠れ家イタリアン「風雲FUMO」 | 肥後ジャーナル - 熊本の今をお届けするメディアサイトこちらで念願のディナーをしたあと、「風雲FUMO」の方が「二軒目決まってらっしゃらなかったら是非」とご紹介していただいたBarに行きましたら、そこにはとんでもなく素敵な世界が広がっておりました。そのBarの名は「Bar Ladybird」(バー レディバード) 。その夜の様子をお伝えいたします。

場所は中央区南坪井町

場所は南坪井町のBe-9BLDの4階。

ビルにはエレベーターがありますので、そちらを利用して4階へと登ると、

重厚感のある扉が現れます。

てんとう虫は幸せを運びます

驚いて逃げてしまわぬよう

誠に恐れ入りますが

お静かにお入りくださいませ

お店からのお願いが書かれておりました。

虫が嫌いでも、唯一手に取れていたかわいい虫。 指先に乗せて飛ばしていた、赤くつややかな丸い光。ふっと懐かしい小さな指先の光景を思い出しました。あの小さなてんとう虫が、ふわりと空に飛び立つようにそっと扉を開けましょう。

とても広い店内に驚かされ、

店内の煌びやかさに瞬きを忘れるほど。

丁寧なおもてなしに、日中すり減った心が、そっと手のひらで包まれたような気持ちになります。

料理人でもあるオーナーの宮本さんこだわりのフードメニュー。

薄暗い空間に美しいオブジェが並び、その空間造りの丁寧さに圧倒されます。

地下を思わせるような壁が、記者が憧れてやまないガストン・ルルーの小説「オペラ座の怪人」を思い出させます。まるでオペラ座の地下世界に迷い込んだような光と影。幻想的で、非現実的。

広々としたカウンターは8席。美しいお酒の瓶を眺めながらゆっくりと座れます。

カウンターの後ろにはテーブル席もあります。

壁の向こう側からは美しい若い女性の歌声が聞こえてくるような気がして。 まるで自分が外の世界を知らない地下の住人「オペラ座の怪人」になったよう。

ドリンクの芸術

(さわやかなブルーのポーションは疲れがとれる魔法の調合風)

こちらBar Ladybirdにはドリンクのメニューはありません。宮本さんとお話をして、その中で作りあげられるドリンクは、まるで魔法のようです。

こちらは私が来ていたワンピースに似合う、麦わら帽子をイメージして作ってくださったカルーアミルクがベースのお酒。

アラジンの魔法のランプ風。飲んだ瞬間に物語が始まりそう。

渋い箱の中から現れる光のようなお酒は、大人の男性に残る少年心のよう。

こちらはチーズケーキ。こちらBar Ladybird では、チーズケーキとチェリー酒のマリアージュセットをお薦めされております。マリアージュとは「ぴったりと風味の合うもののセット」と思っていただければ。最高の大人のデザートですね。

こちら「Bar Ladybird」は熊本県以外のファンも多く、予約は必須です。(TEL 096‐325‐1011)

至る所に月

外に居るとき、ずっとついてくる月。その月がビルの中の「Bar Ladybird」にもあります。 記念日や特別な日に是非利用してほしいと言われるこちらでは、

どんなシチュエーションでも、月が見守ってくれています。

隠し扉のような壁の向こうにはなんと和室が現れてびっくり。こちらにも月が着いてきます。

そしてこちらのBarにはテラスがあり、天体望遠鏡で、ついに本当の月にもたどり着けるのでした。 最初にイメージした「オペラ座の怪人」は哀しいラストですが、「Bar Ladybird」を出るときには予想もしなかったサプライズの連続に、あの物語の主人公が手に出来なかった幸せを手に、心躍らせて帰路に着くことができるのでした。 ※グループのご利用でしたら、12人までは収容可能となっておりますが、一度お電話にてご確認くださいませ。予約必須となっておりますので、お電話096‐325‐1011かInstagramのメッセージにてご予約をお願い致します。

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