伊藤万理華、映画『オアシス』ヒロイン役で出演決定!「血まみれになりながら走り抜けた作品です」
伊藤万理華が、11月より上演される映画『オアシス』に出演することが決定した。
清⽔尋也&⾼杉真宙W主演 、監督・脚本を岩屋拓郎が務める同作は、裏社会に生きながら絶望と一瞬の幸福を味わうリアルな若者の姿を描いたバイオレンス青春映画。
伊藤万理華は、富井ヒロト(清⽔尋也)と金森(高杉真宙)の幼馴染の紅花役に。数年前の事件をきっかけに記憶喪失となり、2人のことも忘れてしまっているが、偶然2人と再会し、運命に導かれるように引き寄せられていく役どころだ。
今回、そのほかに、社会からはみ出した富井ヒロトが所属する菅原組の組長役に小木茂光、菅原組幹部の犬咲役に津田寛治、菅原組長の一人息子の菅原タケル役に青柳翔、ヒロトの兄貴分で菅原組幹部の若杉役に窪塚俊介、金森とも親しく、犯罪組織のボス・木村役に松浦慎一郎、木村の娘・アンナ役に杏花、木村一味の若手・三井役に林裕太が決定した。
コメント
紅花役・伊藤万理華:
紅花役を演じました、伊藤万理華です。
岩屋監督の故郷を巡りながら、当時過ごした想い出や作品への想いを聞いて、できる限りを尽くせたらと思っていました。
紅花は何も知らないままヒロトと金森に巻き込まれ渦の中に入っていきます。
演じる清水さんと高杉さんおふたりのもともとある関係性や空気感に少しずつ歩み寄っていく時間は紅花の目線とも重なり、いつの間にか守りたくなる大切な居場所になりました。力強い2人のエネルギーに引っ張られ、血まみれになりながら走り抜けた作品です。
菅原組 組長役・小木茂光:
自分の居場所の探求は、今の現実の中で立場は関係なく万人の主要テーマであると思います。特に若者たちのエネルギー溢れた想いはコントロール不能な一面が表に出て周りの人間を引き摺り込むんですよね。そんなオーラを発する若者たちに、まとわりつくようなカメラアングルでスクリーンに切り取り、台詞で言い訳しない映像になっていたことに感服致しました。
この作品に参加させていただき感謝感激です。
菅原組幹部 犬咲役・津田寛治:
地方都市でサバイブするヤクザを演じました。
社会から法治の圧力を受け、無軌道に暴れまくる若者たちに翻弄されながらも、必死で自己を肯定するために“組”という名の家族を守る。
そんな漢をイメージして臨みました。
菅原組の一人息子 菅原タケル役・青柳翔:
タケル役を演じさせていただきました。
青柳翔です。岩屋監督の長編デビュー作品に参加させていただき光栄に思っております。
岩屋監督の世界観がたくさんの人に届くことを願ってます。
2点だけダメ出しが。サウナ行きすぎ。誘いすぎ。
サウナ後のサウナ飯にこだわりが強すぎ。
富井の兄貴分 菅原組 若杉役・窪塚俊介:
岩屋監督の長編デビュー作品にお声がけいただき、光栄です。撮影現場での監督の佇まいは、映画を愛し、そしてこの作品に賭ける想いがひしひしと伝わってくるものでした。キャストとの熱心なコミュニケーションや妥協を許さない本番の裏では、ユーモア溢れる気さくな一面、周りへの配慮を怠らない優しい人間性があり、物語とは裏腹にアットホームで素敵な撮影現場だったことを鮮明に覚えています。その監督が捉えたオアシスをぜひ劇場でご覧ください。
犯罪組織のボス 木村役・松浦慎一郎:
岩屋監督とは、岸善幸監督、三宅唱監督の現場でご一緒したことがありました。
その時は助監督だった岩屋監督のデビュー作、完成を観た時は冒頭から溢れ出る監督が溜めて抱えていたであろう表現への想いが詰まった作品のその一員になれたことを心から嬉しく思いました。残酷だけどどこか淡く眩しい岩屋拓郎監督の世界が、少しでも多くの方に届けばと思います。
木村の娘 アンナ役・杏花:
アンナは、ほとんど感覚だけで生きてるような、自由で強い女性です。
初めて本格的なアクションに挑むため、クランクインまでの限られた時間でボクシングやブラジリアン柔術をみっちり練習し撮影に臨みました。
絶望とそこから這い上がる熱い魂のぶつかり合いが、どうしようもなく青くて温かい、永遠のようなオアシス。喜びと傷みが詰まった愛の物語を、ぜひご期待ください。
木村一味で若手 三井役・林裕太:
三井役を演じさせていただきました、林裕太です。少しのことで生きる道が変わってしまった。そんな人たちを間近で見てきた岩屋監督の映画は、人の生き様を痛みとともに描いています。自分は何が欲しいのか、その答えを探すことが生きるということだと思います。
物語に出てくる彼らの生き様を、多くの人に見届けてもらいたいです。
映画『オアシス』
■あらすじ
富井ヒロト(清⽔尋也)と金森(高杉真宙)、そして紅花(伊藤万理華)は幼馴染で青春時代をともに過ごした仲間だったが、ある事件をきっかけにバラバラに人生を歩むことになってしまう。
数年後、社会からはみ出した富井は、ヤクザである菅原組の組員となり、組長(小木茂光)に認められ、組員の中で頭角を現し、いつしかそこが、富井の居場所となっていた。一方、金森は社会から逃げるように荒くれものたちが集まる犯罪組織で自堕落な生活を送り、喧嘩や裏稼業に明け暮れる毎日。菅原組も迂闊に手を出せないほどにその名を轟かせていた。
“道が違えば殺し合うーー”、そんな世界に身を投じてしまった富井と金森。親友だった2人は、一触即発の敵対関係となっていた。
“ほんのちょっとのことで、すれ違ったのかな……”
かつて自分が大切にし、手放したものについて考えを巡らす2人。社会からはみ出してしまい、絶望と一瞬の幸福を味わいながら、アウトローに生きる者達の“青春”と“居場所”の物語。
■出演
清水尋也 高杉真宙
伊藤万理華
松浦慎一郎 杏花 林裕太/⻘柳翔(友情出演)
津田寛治
窪塚俊介/小木茂光
監督・脚本:岩屋拓郎
製作:藤本款 前信介 直井卓俊
プロデューサー:前信介
共同プロデューサー:秋⼭智則 直井卓俊
アソシエイトプロデューサー:⼩宮誠
撮影:池⽥直⽮
照明:舘野秀樹
録⾳・整⾳・⾳響効果:岸川達也
編集:陳詩婷
VFX:三輪航⼤
⾐裳:村⽥野恵
ヘアメイク:楮⼭理恵
特殊メイク:下畑和秀
助監督:⼭⽥卓司
制作担当:塚村悦郎
アシスタントプロデューサー:池添康⼦
アクション監督:⼩原剛
キャスティング:伊藤尚哉
スチール:久保⽥智
⾳楽:池永正⼆
劇中⾳楽:hokuto
製作:「オアシス」製作委員会
製作幹事:クロックワークス
共同幹事・制作プロダクション:グラスゴー15
配給・宣伝:SPOTTED PRODUCTIONS
R15+
2024年11月より新宿武蔵野館ほか全国公開
©2024『オアシス』製作委員会