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「グッチ」の売り上げがさらに悪化 「予想以上の減速」でケリングの第3四半期は前期比15%減 

セブツー

ケリンググループ(Kering Group)は10月23日、2024年12月期の第3四半期決算を発表した。売上高は38億ユーロ(約6232億円*、前年同期比15%減)で、累計では前年同期から12%減となる128億ユーロ(約2兆992億円)だった。

ブランド別の売上高は、「グッチ(GUCCI)」は前年同期比で26%減となる16億4100万ユーロ(約6291億円)、「サンローラン(Saint Laurent)」は同13%減となる6億7000万ユーロ(約1098億円)、「ボッテガ・ヴェネタ(BOTTEGA VENETA)」は同4%増となる3億9700万ユーロ(約651億円)だった。
ケリングの3大ブランド以外の「バレンシアガ(BALENCIAGA)」や「アレキサンダー マックイーン(Alexander McQueen)」などの売上高の合計は、前期比15%減となる6億8600万ユーロ(約1125億円)だった。

旗艦ブランドの「グッチ」の落ち込みが深刻だ。「グッチ」の2023年12月期の第3四半期の売上高は22億1700万ユーロ(約3635億円、前年同期比14%減)だったが、同期間と比較して5億7600万ユーロ(約944億円)の減少となり、大幅な減収だ。今期の売上高も第1四半期(20億7900万ユーロ)、第2四半期(20億60万ユーロ)と比較して、第3四半期はさらに悪化している。

ケリンググループは第3四半期の結果に対して、「予想以上の減速」だったとしており、こうした状況から通期での経常利益は約25億ユーロ(約4100億円)になる見込みだとしている。

ケリンググループは、ステファノ・カンティーノ(Stefano Cantino)を「グッチ」のCEOに任命しており、ブランドの立て直しを図る。ステファノ・カンティーノは、2025年1月1日付けでジャン=フランソワ・パルー(Jean-François Palus)の後任としてCEOの職務を担う予定だ。

*1ユーロ=164円換算(10月24日時点)

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