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陳内将が命を注いだ「紅葉鬼」開幕!「完結だけどまた観たいとも思ってほしい」

フジテレビュー!!

陳内将さんが、主演舞台の開幕に並々ならぬ意欲をのぞかせました。

陳内将さん主演舞台「紅葉鬼~酒吞奇譚~」が5月8日に初日を迎えるにあたり、マスコミ向け公開稽古と会見が同日、東京・シアター1010にて行われました。

本作は、シリーズ累計発行部数400万部を突破し、2018年にテレビアニメ、2021年に劇場版アニメも公開された「抱かれたい男1位に脅されています」(月刊マガジンビーボーイ連載・リブレ刊)の劇中劇が原作。

2019年に初めて舞台化され、昨年の「紅葉鬼~童子奇譚~」に続き、いよいよ今作で完結。平安時代を舞台に、人間と鬼をめぐる因縁の戦いを描きます。

帝の子として生まれながらも鬼女に育てられた主人公・経若に陳内さん、鬼であり、盗賊の頭目・酒吞童子に加藤将さん、帝と鬼女の間に生まれた鬼の頭目・繁貞に菊池修司さんが扮するほか、俳優としても活躍する町田慎吾さんが演出を手がけます。

左から)菊池修司、陳内将、加藤将、町田慎吾

町田慎吾「3部作の演出を手がけることができて幸せ」

開幕を目前に控え、陳内さんは「2019年の夏から始まり、2021年の冬、そして、2022年春と演じてきました。『紅葉鬼』というタイトルなのに紅葉の季節には上演されていないのですが、この作品にはふとしたときに思い出す紅葉の景色がつまっていて、そういう意味で僕は、オールシーズンやれたと、逆にエモさを感じています」とコメント。

「最初の作品を修司とW主演でやらせてもらって、その修司が3作目で帰ってきてくれたことが座長としても、役柄の兄としてもうれしいし、縁のある加藤将が出てくれることも頼もしい。マッチー(町田)さんの演出プランも2019年の上演よりさらに広がっていって、みんなでエンターテインメントを作っていけていることが本当に幸せ」と感慨深げな表情を浮かべました。

経若役の陳内将

シリーズ初登場の加藤さんは、「出来上がったカンパニーに最終章で加わるのはプレッシャーがありましたけど、皆さんすごくいい方たちで僕を引っ張ってくださった。自分たちがやっていることに誇りをもち、『これが紅葉鬼だ』というものを観ていただけるよう、たくさん稽古してきました」。

経若役の陳内将(左)と酒吞童子役の加藤将(右)

菊池さんは「僕は3年ぶりの出演になるのですが、3年前はシリーズになるなんて思ってもいませんでした。稽古をしていると3年前の思い出がよみがえってきて、いろいろな気持ちをもって挑みました。その集大成をみんなで届けていきたいです」。

繁貞役の菊池修司

そして、演出の町田さんは「2019年の初演が僕にとって初めての演出作品で、3部作すべての演出を手がけることができて幸せに思います。オリジナル作品ということで、みんなと話し合いながら手探りで作ってきて、大変なぶん、楽しさもありました。それをお客様が観てくださり、2作目、3作目とつながった。今回も皆さんに楽しんでいただけるよう、心を込めて作りました」と、真摯な表情を浮かべました。

エンタメ要素の強い演出に、菊池修司が「驚きの嵐」

シリーズを引っ張ってきた陳内さんは、シリーズの変遷についての質問に「『紅葉鬼』では、1作目で死んだ人が2作目に違う役で出てきて、2作目で死んだ人が3作目に違う役で出るという“復活システム”が使えますので、今回誰か死ぬのであれば、システムを使って4作目があるのかもしれません」とジョーク混じりで回答。

続けて、「今のは冗談で、経若としては前作で亡くなった人物の言葉や夢、思いを受け取ってきたので、みんなの思いも背負って完結に向かっていけたら」と座長として、力を込めました。

演出でこだわった部分を聞かれた町田さんは、「原作者の桜日梯子先生がつくり上げた美しい世界観を大切にしたいと思い、2作目からは生演奏の奏者に入っていただき、そして、今作が最もエンタメ要素が強いのではないかと。役者の芝居は崩さず、音楽とエンタメ性で、役者がより素敵に見えるように演出しました」と説明。

すると、陳内さんが「すごいですよね、今回」と意味ありげに発言。菊池さんも「“驚きの嵐”です。自分が出てないシーンを客席で見たとき、『わーっ、すごい!』と出演している自分でさえも感じたので、ぜひ楽しみにしていただきたい。オープニングなんて特にすごいです」と瞳を輝かせながら表現しました。

加藤将vs菊池修司 陳内将の寵愛をめぐって場外バトル!?

稽古場の雰囲気に話がおよぶと、陳内さんが「僕が(加藤)将に『こうやるよ』と言って、ちょっとピリッとした空気になったとき、彼の天然要素にすごく助けられ、予期せぬいい空気になりました」と回顧。

これに加藤さんは「僕は(陳内)将さんがバランサーだと思っていたんですけど、実は僕がバランサーだったっていうことが今、判明しましたね」とニヤニヤ。

“W将”の相思相愛ぶりを前に、菊池さんは「僕も1作目のとき、陳内さんにすごく可愛がってもらったのに、今回は加藤将くんばかりを可愛がっていて、嫉妬が渦巻いています」とライバル心をあらわに。

町田さんは「初演から比べると、陳内くんの笑顔がとても多くなった。ピリッとした空気を、この天然の方たちと一緒に、座長として和ませてくれて助けられました」と話した後、「僕も天然なので」と照れくさそうに話しました。

公演を楽しみにしている人たちへのメッセージを促された陳内さんは、「この完結編でお客様に満足してほしいけど、『まだ観たい』とも思っていただきたい。3部作として完結させることが僕たちの責務ではありますが、『番外編を観たい』とも言ってほしいという、どっちつかずの気持ちを抱えるぐらい、『紅葉鬼』に命を注ぎ、魂を削ってきました」とキリリ。

そして、町田さんは「脚本の葛木英さんが初演から今作まで愛をもって、物語を書いてくださり、素敵な完結編になったと感じています。劇場に足を運ぶことが難しいご時世ではありますが、心に響く作品をお見せできると確信しておりますので、1人でも多くの方に観ていただけたら」とアピールしました。

©DO1 PROJECT/舞台「紅葉鬼」製作委員会

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