ハリソン・フォードから頬キスで労われた共演者が感激「だってハリソン・フォードですよ」
『スター・ウォーズ』シリーズから最新出演作まで、ハリソン・フォードはハリウッドを代表する存在だ。長い俳優業に裏打ちされた頼もしさで、潤滑な撮影現場作りにも大きく貢献している。ある共演者は、フォードから頬のキスで労われたことがあったそうだ。
フォードにとって新たなチャレンジともいえるドラマシリーズ「1923」は、テイラー・シェリダンが手がける「イエローストーン」シリーズの前日譚ドラマ。20世紀初頭のアメリカ山岳地帯で、禁酒法、干ばつ、大恐慌、仇敵との争いなどの困難に立ち向かうダットン家を描く物語で、主人公であるダットン夫妻をフォードと、名優ヘレン・ミレンが演じている。
ダットン家が営む農場で働くカーボーイのゼインを演じたブライアン・ジェラティはに向けて「とても協力的な俳優です」とハリソンの人となりを語っている。
「彼はいつもそばにいてくれました。素晴らしいけど困難な、1日がかりのシーンがあったんです。彼は力強くサポートしてくれました。やり切ったときは、僕たち両方とも成功したと感じたし、彼は本当に褒めてくれたんですよ。夢のようでしたね。」
ジェラティも『ハート・ロッカー』(2008)や『テッド・バンディ』(2019)などですでに実力を備えた俳優だが、大先輩からの賛辞は感無量だったはず。さらにフォードから予期せぬ形での労いを受けたようだ。
「彼が僕の頬にキスをしてくれて、”今日はよくやった!”と言ってくれたと思います。僕たちにはやり切らなくてはいけない出番がたくさんあることは分かっていたけれど、でもあの感じは…だってハリソン・フォードですよ!彼とともに過ごせたことに感謝しています。」
ジェラティいわく、フォードは面白い人でもあるそう。
「”このクソ野郎を撃ち殺そう!”という彼の有名なセリフがあるんです。彼はそう言って、(そのセリフの調子で)”演技部の準備は整った!”とか言うんですよ。彼は僕たち全員のために言ってくれているので、僕たちみんな準備が整ったってことを周りが分かるようにしてくれるんです。みんな笑っちゃうし、その言葉のTシャツでも作っているんじゃないかな。」
『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』にてハリソンと共演したフィービー・ウォーラー=ブリッジも、撮影中はフォードと互いにをしかけあったと明かしている。常に真摯に、時に愉快に場に臨む姿こそ、彼が共演者に慕われる所以なのだろう。
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