山口県立大大学院 17人・2グループの研究成果を一般公開 2月13日から16日まで
「2024年度山口県立大大学院合同研究発表会」が、2月13日(木)から16日(日)まで、同大(山口市桜畠6)1号館4階で開かれる。時間は午前10時から午後5時(最終日は3時)までで、入場無料。
国際文化学研究科と健康福祉学研究科による合同発表会。大学院で学んだ17人・2グループが、自身の研究成果をわかりやすく社会に発信することで、市民との交流や研究のさらなる発展につながることを目指している。
研究テーマは、「小学校でのメディア・リテラシー活動について」「ソーシャルメディアを介した文化継承手法の特性と展望」「介護支援専門員が業務範囲外行動を行う際の意思決定要因の分析」「美祢市における健康寿命延伸の要因解明」「行政の不妊支援における不妊女性の認知と利用に関する研究」「大学生のSNS依存とセルフ・コンパッションとの関連」「アドバンス・ケア・プランニングの実践における困難要因とその対策」など。
会場には、課題を探求した成果を要約した2枚の「研究論文ポスター」が、テーマごとに展示。来場者は、自由に見て回ることができる。質疑がある場合には、その内容をアンケート用紙に記入すれば、後日メールで回答が送られる。さらに、会場にいる大学院生と意見を交わすこともできる。
同大学院事務室(TEL083-929-6525)の松浦慈子さんは「多くの人に研究成果を見てもらい、批評をいただくことが、院生の喜びと励みになる。また、会場となる1号館は、昨年4月に運用を開始したばかりの新しい建物で、3階には一般の人が利用できるスぺースもある。研究成果とともに、大学の施設も見てもらえたら」と来場を呼び掛けている。