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旅の途中に立ち寄りたい!ノスタルジックな一軒家カフェ 藍本にあるカフェ『march』で店主お手製チョコスイーツを味わってきました 三田市

Kiss

住宅地として発展しながらも田園風景が色濃く残る三田市。市街地から車で国道176号線を約30分、あと100mで丹波篠山市という市境にあるカフェ『march』に行ってきました。

筆者が幼い頃には、旅の途中に一息つけるドライブインがあった場所。あいにくの雨で傘をしまいながらお店に入ると「足場の悪い中、ようこそお越しくださいました」と店主が出迎えてくれました。

素朴で木の温かみが感じられる店内は、子どもの頃通った小学校の木造校舎を思い出します。

すぐ隣が国道だとは思えないほど静か

大きな窓がいくつもある開放感に溢れた雰囲気も魅力的で、窓から見える風景に一目惚れしてこの場所でお店を開くことを決めたそうです。

前職は幼稚園教諭だったという店主の前中さん。たくさんの人の心が豊かになるような「環境」「心づくり」に関われることは何かを突き詰めるとカフェ、だという思いに至ったのだそう。

右:こどもたちが書いた「お手紙」にほっこり♡

メニューはスイーツのみで、全て店主の手作り。季節感を大切にし、自分がお客さんだったら「こんなのがあったらいいな」と思えるメニューをと考えているそう。今回は定番のガトーショコラと季節のチョコレートシュー(イートイン限定)をピックアップしました。

上から見るとハート型のかわいらしいカップ/丹波黒豆コーヒー400円(税込)

一緒にいただいた『丹波黒豆コーヒー』は、お客さんが「どんな味なのかしら?」と興味を持って注文されることが多いそう。スッキリしていて重たくなく、ほわっと黒豆香る美味しいコーヒーです。

『ガトーショコラ』は、チョコレートがぎっしり。ずっしりした見た目とは裏腹にフォークを刺すとホロホロと崩れます。口当たりは決して重たくないのにしっかりチョコの味がして、しかも甘すぎない。見た目と味と口当たりが矛盾していて(笑)不思議なのですが、食べた後には満足感があるのです。

中はふわっと、外はカリカリのシュー生地

季節限定の『チョコレートシュー』にもサプライズが!下層にはカスタードに生クリームを加えた”ディプロマットクリーム”にチョコシロップを重ね、上層にはカスタードとビターチョコ、生クリームにミルクチョコを合わせたオリジナルのチョコホイップをたっぷり絞っています。

左:季節のチョコレートシュークリーム 500円(税込)イートイン限定/ガトーショコラ 450円(税込)

ホイップの中にはつぶつぶが隠れていて、まるで食感はチョコチップ♡な”チョコ尽くし”の一品で、チョコレート好きにはぜひ食べて欲しいメニューです。

まったりとスイーツをいただきながら、置いてあるピアノを見つけ前中さんにリクエストしてみました♪

ピアノは自由に弾くこともできるそう

耳にしたことがある懐かしいメロディーに、こどもの頃に戻ったような懐かしい気持ちに包まれます。

子どもも楽しめるよう工夫がされているのは、元幼稚園の先生ならでは

穏やかな優しさと、芯の強さ、そして前向きなエネルギーを持ち合わせ「まだまだやってみたいことがある」という前中さん。

遠い昔から道中でほっと一息つけるところだった、この場所を選んだ店主もまた”旅の途中”なのだと感じました。


場所
カフェ「march」(マーチ)
三田市藍本322-1

営業時間
11:00〜17:00
(商品がなくなり次第営業終了)

定休日
木曜日・金曜日(不定休あり)
☆営業時間や定休日が変更になる場合があります
ご確認の上、ご来店いただきますようお願いいたします

備考
☆テイクアウトのご予約は前日までにインスタのDM、またはお電話から
☆席、メニュー共に予約可
※状況によって変更になる場合あり

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