「桂歌丸会」が復活 市民団体主催で800人〈横浜市南区〉
2018年に亡くなった落語家・桂歌丸さんにゆかりのある人らが出演する「桂歌丸会」が11月24日に関内ホール=中区住吉町=で行われ、約800人(主催者発表)が集まった。
主催は大通り公園の活性化を目指して作られた市民団体「横浜東部活性会」(事務局・万世町)。「桂歌丸会」は1975年に歌丸さんが始めた落語会。歌丸さんが亡くなって途切れたものを復活させた形となり、今回で42回目。
歌丸さんとテレビ番組「笑点」で共演していた林家たい平さん、歌丸さんの弟弟子にあたる桂竹丸さん、その弟子の桂竹千代さん、歌丸さんの最後の弟子となった桂枝太郎さんやお笑いコンビ「U字工事」が出演。たい平さんは歌丸さんが笑点の司会を務める際、前任の三遊亭円楽さんらがどのように番組を盛り上げていたかをビデオで研究していたことを明かし「司会になったら、すぐに歌丸師匠の色になった」と思い出を語った。
横浜東部活性会は「多くのお客様に喜んでいただけた」と手応えを感じた様子だった。