インパクト大でボリューム満点のランチが勢揃い♪ 道意町にある中華料理『龍あん』で「カツ回鍋肉定食」を食べてきました 尼崎市
阪神尼崎センタープール前駅から南へ徒歩約16分で、大きな工場や物流センターなどがある工業地帯にある中華料理店『龍あん』(尼崎市)は、とにかくボリュームとコスパが満点との口コミが多数あり、前から気になっていたので早速取材へ行ってきました。
1973年に創業し、近くの工場で働く方々や週末は家族連れで賑わうお店です。
入口を入ってすぐのところに数え切れないほどのメニューがずらり。お昼は入り口で食券を購入するシステムで、夜はテーブルに着席しメニューを見て注文するやり方となっています。
店内は、明るく広々とした空間でゆっくり食事を楽しめる雰囲気です。店主の両親が始めたお店で、元々は新世界でされていましたが、当時工業などが活発で活気のある尼崎に目をつけこの地にオープンすることを決意されました。店主は神戸や京都の料理店や和食店で修行を重ね、その後お店を引き継がれました。
本当にメニューがありすぎて悩んだのですが、自家製調味料を使った「回鍋肉」がオススメと聞いたのでそれを注文しようと考えていると、その上にさらに豚カツがのった「カツ回鍋肉定食」というインパクト抜群のものを発見してしまったので、そちらをオーダーしました。
回鍋肉の上に分厚いカツと黄身がのっていて、ガッツリ食べたい時には最高の一品です。スープと小鉢、漬物、ご飯といったラインナップでご飯の量も通常のお茶碗の倍くらいの量があります。両親の時代からお腹いっぱい食べてもらえるようメインやご飯の量は多くしていたそうで、店主もそれをそのまま続けているそうです。
まずは、黄身を潰して上のカツから豪快にいただきます。
肉厚な豚は食べごたえ十分で上にかかったたれは、また回鍋肉のものとは別の甘味と酸味のバランスのとれた自家製の味噌タレがかかっていてご飯が進みます。
カツを何切れか食べてようやく回鍋肉にたどり着きました。回鍋肉の豚肉は淡路島産のものを使用し、70℃くらいの低温で蒸して柔らかくしてから炒めているそうです。
味付けは、八丁味噌にパイナップルや玉ねぎ、もち米を発酵させたものや昆布出汁など様々なものを組み合わせた自家製調味料を使用しており見た目ほど濃すぎることはなく、和の出汁やフルーティな爽やかさも感じられました。
お肉はやはりひと手間かけておられるので、しっとり柔らかでしっかりと豚本来の美味しさも堪能できます。キャベツやピーマン、ニンジンも自家製調味料がしっかり絡まりやはりご飯の進みようが半端ではなかったです。
ほかにも「天津麻婆カレー」や昨年阪神タイガースが優勝したときに生まれたという「阪神皿うどんタワー」など、珍しいメニューもあるので気になる方はぜひ訪れてみてください。
店舗
龍あん
(尼崎市道意町6丁目56)
営業時間
10:30~15:00
17:00~21:00
定休日
日曜日
TEL
06-6418-7198