「卵焼き」をきれいに巻く方法。失敗しないコツとポイントを徹底解説!
卵焼きを上手に巻くために知っておきたいポイント
きれいな卵焼きは、巻く技術だけでなく焼き方にもコツがあります。まずは失敗しにくくなる3つのポイントを押さえましょう。
1. 卵液は一度に流し込まない
卵液は3〜4回に分けて流し入れ、少しずつ層を重ねながら巻くのが基本。一度にすべて流し入れると厚みが均一にならず、破れたり巻きにくくなったりします。
薄い層を重ねることで、ふんわりとしたきれいな断面に仕上がります。
2. 火加減は中弱火が基本
強火では卵がすぐに固まり、巻く前に破れやすくなります。また焦げやすいため、見た目も悪くなりがちです。中弱火でじっくり焼くと、表面は固まりながら中はやわらかく保たれ、きれいに巻けますよ。火加減は中弱火を守りましょう。
3. 巻く前に半熟状態を残す
卵は完全に火を通す前に巻くのがポイント。半熟の部分が接着剤の役割を果たし、次の層としっかりくっつきます。焼きすぎると巻きにくいうえ層がはがれやすくなり、まとまらない卵焼きになってしまいます。
基本の卵焼きレシピ
調理時間:10分
まずは、きれいに巻きやすい基本の卵焼きレシピを紹介します。
卵液の作り方や焼き方のポイントを押さえておけば、このあとの巻き方もスムーズに実践できます。初心者でも失敗しにくいレシピなので、ぜひ基本からチャレンジしてみてください。
材料(2〜3人分)
卵:3個
きび砂糖:大さじ1杯
しょうゆ:小さじ1杯
作り方
卵液を作る
卵をボウルに割り入れ、泡立てないように溶きほぐします。箸をボウルの底に当てたままほぐすと、泡立ちません。
卵白が固まっているときれいに仕上がらないため、箸ですくって切っておきましょう。
調味料を入れてよく混ぜます。
フライパンを温める
卵焼き器を中弱火で温め、キッチンペーパーでサラダ油(分量外)を薄く塗ります。余分な油を拭き取ることで、焼き色が均一になります。
卵液を4回に分けて焼く
お玉1杯程度の卵液を流し入れ、卵焼き器を動かしながら全体に広げます。
卵が焼けてきたら、菜箸やヘラを使って奥から手前に巻きます。巻いたら卵焼きを奥に移動させ、手前にサラダ油をなじませてからお玉1杯程度の卵液を流し入れます。
卵液が少し固まって焼き色が付いたら巻き始めます。これを繰り返します。卵液は4回ほどで焼くと厚みが均一になり、巻きやすく仕上がります。
巻きすで形を整える
焼き上がったら巻きすに出し、巻いて形を整えてこのまま冷まします。粗熱が取れたら完成です。
卵焼きの巻き方【写真付きで解説】
基本レシピをチェックしたら、実際の巻き方を確認しましょう。写真と合わせて手順を見れば、初心者でも失敗しにくくなります。
手順1:卵液の1/4量を流し入れる
1/4量の卵液をフライパン全体に流し入れ、フライパンを傾けて全体に薄く広げます。大きな気泡ができたら菜箸でつぶしましょう。
手順2:奥から手前に1回巻く
表面が半熟になったら、奥から手前へ少しずつ巻いていきます。半熟状態で巻くと卵同士がしっかりくっつき、破れにくくなります。一気に巻こうとせず、少しずつ寄せるようにすると形を整えやすいです。
手順3:巻いた卵を奥へ移動する
巻き終えた卵を奥へ移動させます。空いた部分に薄く油を塗っておくと、次の卵液がくっつきにくいです。
手順4:再び卵液を流し入れる
再び卵液1/4量を流し入れ、巻いた卵の下にも卵液が入り込むようにフライパンを傾けます。これで層がしっかりつながります。
手順5:再度巻く
再び奥から手前へ巻きます。卵液がなくなるまで同じ工程を繰り返し、層を重ねましょう。
手順6:形を整える
焼き上がったら、フライ返しや菜箸で軽く押さえて四角く整えます。巻きすに出して巻いて形を整えても良いです。形を整えてから切ると、断面がきれいに仕上がりますよ。
卵焼きをきれいに巻くコツ5つ
巻く前に油を塗り直す
卵液を入れすぎない
焼きすぎない
巻いたあと軽く押さえる
最後は巻きすで形を整える
油をこまめに塗り、卵液を一気に入れすぎないことで破れにくく巻きやすくなります。また焼きすぎず半熟状態で巻くと層がきれいに仕上がりふっくらとした卵焼きになりますよ。
最後は巻きすで形を整えれば、OK。慣れないうちはゆっくり作業し、焦らず層を重ねることが成功への近道です。
卵焼き器がない場合の巻き方
卵焼き器がなくても、コツを押さえればきれいな卵焼きを作れます。
丸いフライパンで作る方法
20cm前後の小さめのフライパンを使うと巻きやすくなります。卵液1/4量を流し入れて広げ、横を折りたたんでから中央へ寄せながら巻いていけば、形が崩れにくく仕上がります。
フライ返しを活用する方法
菜箸だけでは巻きにくい場合は、フライ返しやゴムベラを使うのがおすすめです。卵全体を支えられるため、初心者でも扱いやすく破れずに焼けますよ。
卵焼きの巻き方はこれで完璧!ふわふわ&きれいに作ろう
卵焼きをきれいに巻くには、卵液を3〜4回に分けて焼くこと・中弱火で加熱すること・表面が半熟のうちに巻くことが大切です。巻くたびに油を薄く塗り直し、最後に形を整えることで、見た目も美しいふわふわの卵焼きに仕上がります。
最初はむずしく感じるかもしれませんが、基本の手順を繰り返せば自然とコツがつかめますよ。紹介した巻き方やポイントを参考に、毎日の朝食やお弁当に、きれいでおいしい卵焼きを作ってみてくださいね。
※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。
ライター:稲吉永恵(野菜ソムリエ / ローフードマイスター / オーガニックコンシェルジュ)