GW明けに「財布がピンチになる人」の“3つの特徴”→「当てはまってる…」「ボーナスをあてにしてた…」
家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。楽しみにしていたGWも、いざ始まると出費が気になりますよね。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、GW明けに“財布がピンチになる人の特徴”を3つご紹介します。
(1)誘われたらすべて参加する
GWには、楽しいイベントが目白押しという人もいますが、お金の計画を立てずに、誘われるがまま、物欲のままに行動していると、後からの支払額にびっくりしてしまう人もいます。
特に、日頃から付き合いのよい人ですと、長期休みに入るとたくさんのお誘いが来ることも多く、断り切れないことで思いがけない出費が増えすぎてしまうこともあります。
お付き合いを大切にすることは素晴らしいことですが、金銭面で不安があるなら、流されるままに行動するのではなく、選んで参加するなど主体性を持った行動を心がけましょう。
(2)支払いを分割にしている
GWの楽しいイベントの支払いがかさんでしまったがゆえに、とりあえず支払いを分割にする人もいます。しかし分割にしてしまうことで、予定外に長い期間支払いが苦しくなってしまう人も見られます。
資金繰りが厳しいと感じる人ほど、GWは今ある手元の余裕資金の中で楽しむようにしたいもの。GW中の支払いをクレジットカードなどで支払う場合でも、一括払いを選択し、来月全ての支払いをすることになっても問題ないと思える範囲にとどめておくと安心です。
数カ月先の収入まであてにして支払いを増やしてしまう人は、未来の支払いで苦しくなることが多いので、気をつけましょう。
(3)ボーナスをあてにしている
GWの支払いを分割にして、数カ月先まで支払い続けることも、将来の支払いを苦しくする行動のひとつですが、あわせて気をつけたいのが夏のボーナスをあてにした行動です。
GWの費用をボーナスで補てんすればいいか、などと安易に考えてしまう人は、夏のボーナスの頃には冬のボーナスをあてにし始めるなど、先延ばしの支払いがなくなりにくく、次第に資金繰りが苦しくなることが多いのです。
支払いの大きくなりやすいGWに楽観的にお金を使いすぎる習慣がある人は、安易に夏のボーナスにまで手を付けることのないよう気をつけましょう。
GW明けのお金に困らないようにしよう
楽しい思い出が作りやすいGWですが、その反面支払いが増えすぎてしまうと、その後の生活に支障がでてしまうこともありますよ。
どんなに楽しい時間が過ごせたとしても、その後の生活が苦しくなってしまうようでは本末転倒です。今ある手元の余裕資金と相談しながら、その後の生活に支障がでないように気を配ることで、お金の心配のないGWを楽しむことができるはずですよ。
あき/家計簿&家計管理アドバイザー