27日㈯28日㈰ 今年も勇壮な「神輿もみ」 夏の風物詩「上溝夏祭り」
相模原に本格的な夏の訪れを告げる風物詩「上溝夏祭り」が7月27日(土)、28日(日)に開かれる。地域の神輿と山車が一堂に会して威勢のいい掛け声が響き渡り、上溝一帯が熱気に包まれる。今年は市制施行70周年を祝うイベントとして盛大に盛り上がる。
「この季節になると、地元の皆さんは夏祭りを待ちわびている。今では新型コロナや熱中症への対応など考えなければいけないことが増えてきた。40万人の人出があり、皆さんが無事に祭りを楽しめるように準備してきた」と話すのは、上溝夏祭り実行委員会の小林充明会長。
「上溝夏祭り」は江戸末期から続く歴史と伝統があり、「かながわのまつり50選」にも選ばれている。2020年からの3回にわたりコロナ禍で実施が見送られたが、4年ぶりの開催となった昨年は40万人の人出で賑わった。
地域一帯が会場
会場は例年と同様、てるて通りの上溝駅近くの交差点から上溝本町交差点までの区間と、まつり通りの上溝交差点からちとせ橋交差点までの区間。開催中は通行が規制され、歩行者天国となる。(「宵宮」の27日は午後6時から9時まで。「本宮」の28日は午後2時30分から9時まで)。
祭りのメインを飾る神輿の渡御は28日(午後5時15分から8時30分まで)。山車の巡行は27日(午後6時から8時30分まで)と28日(午後5時15分から8時30分まで)にある。上溝各地区から大人神輿11基と子ども神輿7基、山車8台が出場し、会場を大いに盛り上げる。
そのほか、上溝商店街振興組合主催の「演芸ショー」(ミスタードーナツ上溝ショップ駐車場/27日は午後6時頃から9時頃まで。28日は午後2時30分頃から9時頃まで)、文化展(上溝公民館/両日とも午前8時30分から午後9時まで)、パレード(28日午後2時40分から)がある。