簡単&気軽にできる運動でノドの力は確実にアップする【長生きのど習慣】
「長生きノド」になれる新・生活習慣
ノドがいつまでも元気で長生きするために、重要なことはわかった。では、何をすれば良いの?と思うあなたのために、いつでも簡単にできる、ノドの筋トレと呼吸法を紹介します。特別な器具は必要ありません。自宅で気軽にできます。ぜひお試しあれ!
ほんの少し意識するだけの毎日の習慣がノドを強くする
ノドは生命維持に欠かせない嚥下・発声・呼吸路という3つの大切な機能を担っています。つまり、ノドの働きを強化することは、健康寿命を維持するために重要となるのです。そこで、ここからは、ノドの筋肉を鍛え、飲み込む力を高めるための方法を紹介します。
とはいえ、何も難しいことはありません。特別な機器やハードなトレーニングは必要なし。ノド仏を上下させる「ノドの筋トレ」や少し深い呼吸を意識する「呼吸トレーニング」など、日常生活に気軽に取り入れられるものばかり。しかも、毎日たくさんやる必要もありません。
何もしなければ、加齢でノドの機能は衰えますが、こうした小さな動きを意識するだけでも、ノド周辺の筋肉はしっかり使われ、少しずつ鍛えられていきます。
さらに、ノドは日常生活の中の何気ない動作でも自然に鍛えることができます。例えばウォーキングでは自然に呼吸が深くなり、飲み込みを支える力が養われ、会話やカラオケのように声を出すことも効果を発揮。特に歌うときには呼吸をコントロールし、ノドやその周囲の筋肉をバランスよく使うため、無理のない飲み込み機能の維持・向上につながります。
このように、特別なことをしなくても、日々のちょっとした習慣の積み重ねが、ノドの力を着実に鍛えてくれるのです。
ちょっとした習慣でノドは若返る
ノドのトレーニングに必要なこと
ハードな運動は不要
何もしないと、ノドは衰える一方
→今すぐできる簡単なことばかり!
ノドの筋トレ
呼吸トレーニング
ウォーキング(早歩き)
(散歩でもOK!)
発声、音読、カラオケで十分♪
【出典】『長生きのど習慣』著:西山耕一郎/熊井良彦
【著者プロフィール】
西山 耕一郎(にしやま・こういちろう)
北里大学医学部卒業後、横須賀市立市民病院に勤務。横浜赤十字病院(現・横浜みなと赤十字病院)耳鼻咽喉科副部長、国立横浜病院(現・横浜医療センター)耳鼻咽喉科医長、北里大学耳鼻咽喉科診療助教授を経て、2004年に西山耳鼻咽喉科医院を開業。東海大学客員教授。藤田医科大学客員教授。嚥下相談医。嚥下認定士。神奈川県嚥下キーパーソン。耳鼻咽喉科・頭頸部外科医師として、30年間で約1万人の嚥下障害患者の診療を行う。主な著書に『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』(飛鳥新社)『のどを鍛えて肺炎を防ぐ!』(大洋図書)『誤嚥性肺炎で死にたくなければのど筋トレしなさい』(幻冬舎新書)。
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熊井 良彦(くまい・よしひこ)
長崎大学大学院耳鼻咽喉科・頭頸部外科教授。主な専門分野は聴覚障害、嚥下障害、音声障害。1999年に熊本大学を卒業し、熊本大学での准教授を経て、現職。長崎大学病院嚥下障害治療センター長、長崎大学病院頭頸部腫瘍センター長を併任する。