兵庫県内の公立で初 本校型『尼崎琴葉中学校』が2026年4月開校 尼崎市
兵庫県内の公立学校では初となる学校型(本校型)の「学びの多様化学校」として、『尼崎市立尼崎琴葉中学校(ことはちゅうがっこう)』が2026年4月に開校します。
全国に58校(令和7年4月時点)ある、不登校児童生徒の実態に配慮した同校。学びの多様化学校は、学校教育法に基づく新しいタイプの教育機関で、全国的にも不登校児童生徒の増加を背景に進められている取り組みです。従来の集団授業中心の学校とは異なり、柔軟な教育課程や個別支援を通じて、生徒一人ひとりが安心して学べる環境づくりをめざします。
生徒の健康面や市内全域からの通学を踏まえ、登校時間は遅め、下校時間は早めとなるように時間割が設定されています。9教科すべての枠組みを残しつつ、内容を整理して授業時数を削減。さらに、道徳を総合に統合するとともに、9教科で削減した授業時数の一部を総合に充て、体験や探求学習などを、ゆとりをもって柔軟に取り組むことができます。
不登校の生徒が増加傾向にあるなか、子どもたちにとって個性を生かせる学びの選択肢が広がりそうです。
この新設校の名称は、市民から募集したアイデアやアンケートをもとに検討され、『尼崎市立尼崎琴葉中学校』 の案が選ばれました。名前には、尼崎の歴史や地域とのつながり、そして生徒が葉のように多様な個性を伸ばすという願いが込められています。
『尼崎市立尼崎琴葉中学校』は成良中学校琴城分校の旧校舎跡地に新設される平屋の施設に誕生。生徒の定員は40名程度(3学年合計)となり、2026年4月入学・転学に向けた募集は現在終了しています。
年度当初の入学・転学を原則としますが、状況次第では年度途中に募集を行う可能性があるとのこと。その場合は学校や市のホームページなどを通じて情報が告知される予定です。
場所
尼崎琴葉中学校
(尼崎市南城内10-2)