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ゲストは、料理研究家の小林まさみさん！

◎冷奴の可能性は無限大
暑い季節に火を使った料理をするのは、なかなか億劫ですよね。そんな時の「もう1品欲しい！」を叶えてくれるのは冷奴！小林さんは、冷奴で書籍を作ると決まってから100種類のレシピを考えたそうですが、気が付くとまた冷奴を作っていてトリコになってしまったんだとか。
今回は、そんな、アレンジ無限大で、夏の強い味方になってくれる、「おかずにも、おつまみにもなる冷奴のレシピ」をご紹介します。ぜひ、参考にしてみてください！

違和感なくイタリアンに。生ハムバジル奴！

～2人分の材料～
① 絹ごし豆腐：1/2丁
② 生ハム　：2枚
③ バジルの葉：適量
④ 粒が粗めの塩（お好みのもの）：適量
⑤ あらびき黒胡椒：適量
⑥ オリーブオイル：適量

～作り方～
1）豆腐を４等分に切ります。
2）皿に豆腐を盛ります。豆腐の上に生ハムとバジルを乗せて、粗めの塩とあらびき黒胡椒、オリーブオイルをかけたら完成！

★作るときのポイント
粗びきの呼称を使うことで食感に特徴が出ます！オリーブオイルをかけすぎると、少し食べにくくなってしまうかと思うので、かけずぎずに適量で。

スー＆小笠原「思っていたよりイタリアン！美味しい！創作和食料理屋さんで真似する人出ますよ」

大人も子どもも大好き！ツナコーン奴

～2人分の材料～
① 木綿豆腐 　：1丁
② ツナ缶（油漬け）：小1/2缶
③ ホールコーン　：およそ30g
④ みそ 　：小さじ1
⑤ マヨネーズ ：大さじ1
⑥ パセリのみじん切り：少々

～作り方～
1）木綿豆腐を４等分に切る。
2）ツナ缶を油ごと、水を切ったコーン、みそ、マヨネーズと和えます。
3）和えたものを、木綿豆腐に乗せて、みじん切りしたパセリを少々乗せて完成！

スー＆小笠原 「お子さんが絶対好きな味！想像の50倍美味しい！具材の味付けしっかりでも、豆腐が後味をサッパリさせてくれる！」

★作るときのポイント
隠し味は味噌！味噌を使うことで、より豆腐になじむ味わいになる。豆腐の上に乗せるものを考えるときは、ご飯に乗せたときに合うものを連想すると良い！ご飯に合うなら豆腐にも合う！
上に乗せるものがしっかりしたものなので、木綿豆腐を使うのがオススメ。

ご飯もすすむ！豆腐もすすむ！えごま漬け奴

～2人分の材料～
① 木綿豆腐 ：1/2丁（200g）
② えごまの葉　：20枚
③ しょうゆ ：大さじ1と1/2
④ 韓国産粉唐辛子（粗びきのもの）：小さじ2
⑤ 水 　：小さじ2
⑥ 白いりごま　：小さじ1
⑦ 砂糖 ：小さじ1
⑧ おろしにんにく　：小さじ1/2
⑨ 鶏がらスープの素：少々
⑩ ごま油 ：小さじ2

～作り方～
・えごま漬けの作り方
1）ボウルに、豆腐、えごまの葉、以外の材料を全て入れて混ぜます。
2）保存容器に、軸を切ったえごまを1枚置いたら、先ほど混ぜた調味料を小さじ1くらい塗ります。さらに、重ねていくようにして、これを20枚分繰り返しましょう。
3）えごまにラップを密着させて、冷蔵庫で2時間以上漬けます。（えごま漬けは、冷蔵庫で10日ほど保存可能。）

・冷奴の作り方
1）豆腐をひと口サイズに薄く切ります。
2）えごま漬けと豆腐を交互に重ねて盛り付けたら完成！

スー＆小笠原「大人の味！本当に美味しい！ツナコーン奴とは対極にあるが美味しい」

★作るときのポイント
えごまが手に入らないときには、青じそでもOK！

韓国産の粉唐辛子って、あまり馴染みがないのですが、どんなものですか…？

パッケージには、「韓国産唐辛子」と記載されていることが多い。細引きのものを使うと結構辛くなるので、このレシピでは粗びきを使っています。キムチを作ったりスープや鍋な色々と使えるので便利です！

豆腐の選び方も大切
冷奴に使う豆腐は、トッピングによって使い分けることがポイント。「生ハムバジルやっこ」は絹ごし豆腐。みずみずしさを活かします。「ツナコーンやっこ」と「えごま漬けやっこ」は木綿豆腐を使用。「上に乗せる具がしっかりしているものには、土台の豆腐は絹じゃなくて、しっかりした木綿の方が合います」（小林さん）

豆腐があれば暑～い夏も乗り切れる⁉ぜひ、作ってみてください！

小林まさみさん（料理研究家）
・料理研究家を目指して、会社勤めをしながら調理師学校に通い、その後、料理研究家などのアシスタントを経て、独立
・主婦になってから料理の道を目指した経験から、読者目線で無理のないレシピに定評がある。
・現在は、数々のテレビ番組やメディアに出演されるなどご活躍中です。

（TBSラジオ『ジェーン・スー　生活は踊る』より抜粋）