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初長編にして10以上の海外映画祭を席巻中!“新鋭”こささりょうま監督作品『ココでのはなし』予告編

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初長編にして10以上の海外映画祭を席巻中!“新鋭”こささりょうま監督作品『ココでのはなし』予告編

2021年の東京オリンピック開催直後、都会の喧騒に佇むゲストハウス「ココ」を舞台に、住み込みバイトの詩子と「ココ」に集う人々の交流と愛おしい日々を綴った映画『ココでのはなし』が、11月8日(金)より公開される。このたび、予告編とポスタービジュアル、場面写真が解禁となった。さらに、キャスト陣からコメントが到着した。

今を切に生きる人々に贈る、珠玉の物語

「第39回ワルシャワ国際映画祭」でのワールドプレミア上映を皮切りに、インディ映画では異例となる10以上の海外の映画祭で上映され、市井の人々への温かい眼差しと美しい映像で世界中で高い評価を得た本作が、ついに待望の日本公開される。

主演は、2022年公開の映画『猫は逃げた』で主演に抜擢され、今年は『走れない人の走り方』『SUPER HAPPY FOREVER』『夜のまにまに』など、主演・メインキャスト作の公開が続く、今最も旬を迎えた山本奈衣瑠。脇を固めるのは、1957年に舞台『アンネの日記』でデビュー以降、舞台・映画・ドラマなど第一線で活躍し続ける日本映画界の至宝 吉行和子を筆頭に、NHK連続テレビ小説『ちゅらさん』で俳優デビュー後、数々の映画やドラマ・MVに出演、近年では海外にも活躍の場を広げ日本・フィリピン合作映画『DitO』で今年監督デビューも果たした結城貴史、『MONDAYS』『Cloud クラウド』など話題作への出演が続く三河悠冴、映像や舞台を中心に活躍の場を広げる生越千晴、そして多芸多才で愛されるモト冬樹など、世代を超えた才能あふれる演技人が集結している。

そして、注目のキャストと珠玉の物語を世界に送り出したのは、18歳から独学で映画制作の道に入ったという、現在31歳の新鋭監督・こささりょうま。長編デビュー作となる本作では、これまでMVやドラマで培った手腕で、今を切に生きる人々の機微と営みを丁寧に紡ぎ出す。

「皆、なんか焦ってない?若いのなんて人生のうちの一瞬よ」

映像では、都会の喧騒に佇むゲストハウス「ココ」に住み込みで働く詩子(山本奈衣瑠)が、元旅人でオーナーの博文(結城貴史)と、SNSにハマりライフハック動画を配信する泉さん(吉行和子)と共に慎ましくも満ち足りた生活を送っている様子を紹介。そして、詩子の「これは“ココ”で出会った皆の話。日々に少しだけ疲れてしまった人の話だ」というモノローグとともに、バイト先が潰れてしまい目標もなくくすぶっている青年 存(三河悠冴)、声優の夢を諦め就職しようとするも、両親から帰国を促されている中国人のシャオルー(生越千晴)など、ゲストハウスに訪れる人々の背景が映し出される。そして笑顔でお客さんを迎える詩子にも、父親の(モト冬樹)との確執でわけあって田舎を飛び出してきた過去があり…。そんな悩みを抱える若者たちに泉さんが「皆、なんか焦ってない?若いのなんて人生のうちの一瞬よ」と語りかけ、観る者の胸をぎゅっと掴む予告編が完成した。

予告編でも使用されている主題歌「36.5」は、東京府中発のギターロックバンド・koboreが本作のために書き下ろした楽曲。日々懸命に生きる人々に寄り添うメッセージソングとなっている。また、本作の撮影が行われたのは、ゲストハウスの聖地として知られ、日本のみならず世界中から宿泊者を迎える実在のゲストハウス「toco.」。映画の世界観を引き立てる、築100年超の日本母屋を残した景観を予告編からも垣間見ることができる。

『ココでのはなし』©︎2023 BPPS Inc.
『ココでのはなし』©︎2023 BPPS Inc.
『ココでのはなし』©︎2023 BPPS Inc.

<コメント>

⼭本奈⾐瑠(戸塚詩子役)
みんなじゃなくて良いから、そこにいるあなたに届けたい。と、この作品が完成した時に思いました。撮影から約三年、本公開に至るまで言語が違う様々な国を映画祭で巡りました。時間をかけてゆっくりこの作品でしたかった事を経てやっと全国の皆さんにお届けする事が出来ます。環境もルーツも違う沢山の方々に触れてもらった『ココでのはなし』に是非皆さんにも触れて頂きたいです。

吉⾏和⼦(泉さん役)
こささ監督を中心に、若い人たちの仲間に入れて貰えて、とても楽しい撮影現場でした。「おひとりさま」問題が取り上げられている現在ですが、こういう人生が送れたらいいな、と思える私の役でした。役の上とはいえ、新しい体験もできて新鮮でした。色んな年代の方に観ていただきたい映画です。

結城貴史(博文役)
こささ監督と初めて出会ったのは2013年夏のとある映画、その作品が彼の初現場だったと記憶している。
“いつか僕が監督やる時は絶対に出演してください!”
時は経ち、その言葉を現実のモノとしてくれたこささ監督。大切に紡いできた脚本の世界観、かけがえのない時間をこの映画の中で共に過ごせさて頂きました。僕、自身も居場所をずっと探してきました、それは今も続いているのですが、この作品もまた、間違いなく僕の道標となりました。ホッと一息立ち止まりたくなったらこの優しい映画を想い出してください。

三河悠冴(存役)
澄みきった真っ直ぐさを持っている人々が、迷いながらも懸命に、丁寧に生きようとする様をとても愛おしく描いています。僕自身も今回の役を通して生きていく上で大切なことはなにか、立ち止まって改めて考えるいい機会になりました。忙しない今だからこそ、多くの人に見てほしいです。

⽣越千晴(ワン・シャオルー)
ついに『ココでのはなし』が劇場公開されることになりました。日々生きていると落ち込んだり悩んだりします。そんな時に優しく柔らかく心をハグしてくれるようなそんな作品になっていると思います。だからこそたくさんの方々に観てもらえること、やっと届けられることがとても嬉しいです。ぜひ劇場でご覧ください!

モト冬樹(戸塚平良役)
『ココでのはなし』はココというゲストハウスに集まる悩みを抱えた人達がそれぞれの居場所をみつけていく映画です
俺は山本奈衣瑠ちゃん演じる戸塚詩子の父親で、地域の人達と娘の思惑とに板挟みになっています
とてもナチュラルに演じている奈衣瑠ちゃん
私も極力自然な演技にこころがけました
優しい素敵な映画です
心に居場所がみつからないあなた
ゲストハウス「ココ」に寄ってみてはいかがですか?

こささりょうま監督
色々な国へ旅をしてきた『ココでのはなし』が遂に日本で公開されます。この映画は、これまで多くの素晴らしい出会いをくれました。次は、皆さんに出会えるということですね。心が浮き立ちます。忙しない毎日の中で、ホッと一息できる映画です。皆さんと一緒に、この映画の旅を楽しみたいと思っています。

kobore 佐藤赳(Vo/Gt)
“ココでのはなし”公開おめでとうございます。
こんなに素敵な映画に音楽という形で携わる事ができてとても光栄に思います。

人の優しさや温もりが沢山詰まった映画でした。
見た後に誰かに会いたくなるような、自分少し頑張り過ぎちゃってないかな?と考えさせられるような感覚になりました。

楽曲“36.5”も人それぞれに存在する体温、温もりを出来るだけ背伸びをしないように表現しました。
曲を聴き終わった後にもっと自分を大切にしていいんだと思ってもらえたら嬉しいです。

僕たちの音楽がこの映画を通してみんなの心の中に温かく届くことを願ってます。

『ココでのはなし』は11月8日(金)よりシネスイッチ銀座、新宿シネマカリテほか全国公開

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