12階から落下、ギネス記録更新の車横転、火だるま、車と正面衝突、70mのカージャンプ『フォールガイ』手に汗握る本編シーン5連発!
デヴィッド・リーチ監督自身が設立し、ハリウッドアクションのトップランナーである製作集団「87ノース・プロダクションズ」を率いて贈る最新作『フォールガイ』が、大ヒット上映中だ。このたび、劇中珠玉のスタントアクションシーンの数々を収めた本編シーンが解禁となった。
ダイナミックな規格外アクションに魅了される人続出!
公開後、SNSでは絶賛の声であふれ、「フォールガイクソ面白かった! 個人的今年ベスト3には入る!」「映画館で観るべき洋画作品で終始最高!」といった作品に関する熱いコメントから、「コルトとジョディの関係性も可愛いしシリアス展開のはずなのにコメディタッチで小ネタ満載で笑える」「こういう映画に出会いたくて、映画館に通っている!ラブコメとアクションのバランスがよく、見せるべきところでしっかり見せてくれた」「ラブコメは守備範囲外なんだけどコルトとジョディは可愛らしくて応援しちゃった」などコルトとジョディのロマンスや、魅力的な2人のキャラクターへのコメントが寄せられている。
さらに、IMAX、Dolby Cinema、Dolby Atmos、MX4D、4DX、ULTRA4DX、そしてScreenXと計7種類のスペシャルフォーマットでも上映されている本作ならではの体験に、「4DXだとスタントシーン一緒に体験できる感じで選んで良かったなと」「水浴びて空気当てられて揺すられて匂いかがされて、されるまま。貴方もライアン・ゴズリングになれる。スタントマンじゃなく(笑)」というコメントも多く寄せられている。
ツイてないスタントマンが巻き込まれた危険すぎる事件
本作の主人公は、怪我で第一線を退いていた一流のスタントマンのコルト・シーバース(ライアン・ゴズリング)。プロデューサーのゲイル(ハンナ・ワディンガム)から元カノのジョディ・モレノ(エミリー・ブラント)の初監督作の話を聞きつけスタントマンとして撮影現場に復帰するのだが、ゲイルがコルトを呼び寄せた本当の理由は失踪した主演俳優のトム・ライダー(アーロン・テイラー=ジョンソン)を見つけ出して欲しかったから。ジョディとの復縁のために渋々ゲイルの頼みを引き受け、ライダーの行方を追うコルトだが、怒涛のトラブルに巻き込まれてしまう…。しかしそこはハリウッドの一流スタントマン、そのトラブルをスタントで培った超絶スキルを活かして切り抜けていく。
公開された映像内では、そんな劇中シーンの中から5つの選りすぐりスタントをピックアップ。各スタントの解説と共にチェックしてほしい。
■ゴズリングがビルの12階からダイブ!
本作では主演のライアン・ゴズリングのスタントダブル(代役)に腕利きのスタントマンが4人立てられたが、このスタントはゴズリングが自ら実施。安全のためにリグと呼ばれるスタントの最中にパフォーマーをサポートまたはコントロールする装置を身につけ、ラチェットシステムというスタント・パフォーマーや物体を特定の方向に急激に進ませるための機械装置によって落下させられている。本シーンは、コルトがスタントマンとしての第一線を退くことになった怪我の原因になるシークエンスでもあり、落下の瞬間を見るだけでも、ハラハラが止まらない。
■車を8回転半させたカースタント・キャノンロール!
本作では撮影の中でギネス記録を達成している。記録を更新したのはキャノンロールという車内に設置されたキャノン砲を走行中に発射することにより、その発射時の力を使って車を横転させる超危険なカースタント。これまでのギネス記録は2006年公開の『007/カジノ・ロワイヤル』で撮影された7回転だったが、本作ではその記録を1回転半も大きく上回る8回転半を記録した。前代未聞のチャレンジに実際の撮影現場も、劇中での成功と同様にキャスト・スタッフ一丸となって喜びを露わにしていたようだ。
■猛暑をも凌ぐ灼熱の火だるまスタント
本映像内で靴から火をつけられ、火だるまになっているスタントはファイヤーバーンと呼ばれ、耐火性の衣服を着用し安全措置を講じたうえで行われる。劇中では突然姿を消したコルトへの怒りに“燃える”ジョディによってNGカットが続き、コルトは何度も焼かれる羽目に…。ピュアで不器用なジョディと、スタントの腕はピカイチだけど好きな女性の前では口下手なコルトのもどかしいやり取りに思わずクスリとしてしまうだろう。
■見ているだけで痛くなる車との衝突スタント
スタントマンが走行中の車に故意にぶつかるスタントはカーヒットと呼称され、正確なタイミングと調整が要求される。素人が行えば交通事故となってしまうこのスタントではブレークフォールと呼ばれる落下による衝撃を最小限にするためのテクニックを駆使することで受けた衝撃を全身に分散させて、ケガのリスクを減らしている。劇中では、映画の撮影シーンではなく、街中でどうしてもタクシーを止めなければならないという“ある”理由からコルトはカーヒットをする羽目に。撮影中のスタントではないのにも関わらず、カーヒット後はすかさずサムズアップ(スタントマンがスタント後に無事を知らせるサイン)をするコルトの職業病が発症するシーンには思わず笑いが込み上げるだろう。
■空跳ぶ車!度肝を抜かれてしまうカージャンプ
「俺はただの役者だぞ!」と叫ぶトム・ライダーを助手席に乗せた車が猛スピードでジャンプ台へ突撃。コルトが運転する車はなんと225フィート(約70メートル)強の大ジャンプを披露している。ジャンプ中の速度は時速72マイル(約116キロ)、高さは最高で80フィート(約25メートル)にも達しており、トムが悲鳴を上げてしまうのも納得の大掛かりなスタントだ。この225フィートの驚異の距離を跳ぶためにジャンプの準備は徹底的に計画されており、車は特注のものが用意され、テストジャンプには全く同じセットをもう1つ作成、場所も天候も本番と同じ条件で行われた。本シーンではこの大ジャンプは勿論のこと、なぜトムがこのような状況に陥ったのか、その経緯にも注目してほしい。
『フォールガイ』は大ヒット上映中