十勝在住のライターがご紹介!帯広エリアで絶対食べたいソフトクリームのお店<2店>
北海道には、おいしいソフトクリームがたくさん!
「ソフトクリームラリー」は、「Sitakke」のパートナーメディアのひとつで、十勝毎日新聞社が発行している「Chai」が、毎年恒例で行っている人気企画。2023年からは「Sitakke」と、連携する北海道のメディア・HBCの各番組もタッグを組んで、全道版の「北海道ソフトクリームラリー」を同時開催しています。
ことしの参加店舗数は143店舗!道内各地の地元編集部がおすすめのソフトクリームを巡ることで、豪華賞品が当たる抽選に応募することができます。
帯広在住の筆者がゆく!十勝エリア2店舗「広瀬牧場ウエモンズハート」・「ますやパン麦音」へ
さっそく、帯広在住のライターである私(カンベアキラ)も、十勝エリアの店舗を周ってきましたので、レビューと共にご紹介したいと思います!
今回は「広瀬牧場ウエモンズハート」と「ますやパン麦音」の2店をご紹介します。
①まるで牛乳をそのまま食べているようなソフトクリーム!「広瀬牧場ウエモンズハート」(帯広市)
「広瀬牧場ウエモンズハート」は帯広市の郊外にあります。帯広駅からは車で約15分。
こちらのソフトクリームの魅力は、なんといっても広瀬牧場で搾りたての牛乳を使っていること。香料などの余分な添加物は一切入っていません。
牛乳の自然な甘みを生かすため、お砂糖も控えめです。ミルク感が強くてコクがありますが、さっぱりとした味わいで後味もスッキリ。2本ぐらいはペロリと食べられてしまいそう。牛乳をそのまま食べているような感じです。
こちらのソフトクリームは、ジェラートと一緒に盛ってもらうこともできるんです!
ソフトクリームとジェラート1種類か2種類を選べます。一口で二度三度と楽しめて超お得。
ジェラートは店頭に並ぶ18種類の中から、好きなものを選べます。定番メニューから季節限定まで、多すぎて迷ってしまいますね。### ソフトクリーム×ジェラートの組み合わせもおすすめ!
筆者はソフトクリームに『ソルベとミルク』『濃いカボチャ』の2種類のジェラートを選びました。
『濃いカボチャ』は広瀬牧場の畑で採れたかぼちゃを100%使用。その名の通りとても濃いカボチャの甘みと、それに負けない牛乳の自然な甘みが絶妙なバランスで混ざり合っています。
『ソルベとミルク』はポンカンを店舗で生絞りしたソルベと、ミルクジェラートを作ってからブレンド。ポンカンのソルベとミルクジェラートを、別々にも味わえます。
ポンカンのソルベは果汁の甘みと酸味、皮のほんのりした渋みもあり爽やかな味わい。ミルクジェラートと一緒に食べると、牛乳の甘みと混ざり合ってよりマイルドになります。
ポンカンは帯広市の姉妹都市である静岡県松崎町の農家から、直送されたものを使っています。牧場オーナーの廣瀬さんが姉妹都市提携45周年記念パーティーに参加したのが縁で、農家さんと知り合いになり送ってもらうことになったのだそう。
3月ごろからポンカン以外の様々な柑橘を直送してもらい、商品化してこられました。ジェラートだけでなく、生絞りジュースとしても提供されています。今年はもうシーズン終了ですが、来年以降も商品化して販売する予定です。
「ソフトクリームラリーがきっかけで、お店を知ってくれる人が増えてうれしいです。」と語る廣瀬さん。「おいしい」と喜んでくれるお客様の笑顔が、元気の源なのだそう。
ソフトクリームとジェラートの両方を食べて、マリアージュを楽しむのもおすすめです!
【広瀬牧場ウエモンズハート】
〇住所:北海道帯広市西23条南6丁目13番地
〇営業時間:10:00~18:00
〇定休日:4月~10月は無休
〇駐車場:あり
②“日本一広いパン屋さん”の技が光るソフトクリーム! 「ますやパン麦音」(帯広市)
こちらは、“日本一敷地面積が広いパン屋さん”としてテレビ番組でも取り上げられた「ますやパン麦音」。2024年6月に惜しまれながら閉店した「イトーヨーカドー帯広店」のすぐ近くで、帯広駅からは車で約10分の場所にあります。
こちらで食べられるソフトクリームは、「グラシエ・ミルクソフト」。帯広にある「ル・グラシエ・トカチ」の岸本シェフが、この店のためにオリジナルレシピを考案したソフトクリームです。スイーツのようなソフトクリームにしたいという想いで作られたソフトクリームですが、香料などの添加物は一切使われていません。
使用する牛乳は、十勝の士幌町(しほろちょう)にある「古田牧場」から直送された生乳です。クリーミーで口当たりがよく、スイーツ感がたっぷり。岸本シェフの技が光る一品です。
そしてこちらのソフトクリームには、パン屋さんならではの特長が。なんとお店で売られている好きなパンに、ソフトクリームをトッピングしてもらえるのです!トッピングの仕方は、担当するスタッフによって違うのだそう。
筆者は『カボチャのデニッシュ』にトッピングしてもらいました。デニッシュ生地と、ソフトクリームの相性はバッチリ。中のカボチャ餡とソフトクリームを合わせるとクリームの滑らかさが際立ち、ひんやりとしたカボチャスイーツを食べているかのよう。カボチャの甘さと、ソフトクリームの甘さが互いに引き立てあっています。
販売にあたって広報の大川原(おおかわはら)さんは色々なパンで試作してみたそうですが、意外と『アンドーナツ』との相性が良かったのだとか。
人気があるのは『メロンパン』や『ちぎりパン』、『リンゴのデニッシュ』などです。上川酒造の酒粕を使った『酒粕白あんパン』にトッピングすると、酒粕ソフトのような味わいに変化。
もちろん普通のコーンでも食べられます。コーンに使われている小麦も100%北海道産。月平均1000本、多い月には1500本以上売れることもあるのだそう。
天気のいい日には、屋外のテラス席もおすすめ!
天気のいい暑い日に、屋外のテラス席で食べるソフトクリームは最高です。今年のソフトクリーム販売は11月4日で終了予定なので、食べたい人はお早めにどうぞ。パン屋さんなので、早朝から営業されているのもありがたいところです。
どんなパンにもトッピングしてくれるそうなので、ちょっと変わり種のパンにトッピングしてみるのも面白いのではないでしょうか。ぜひ一度味わってみてください。
【ますやパン麦音】
〇住所:北海道帯広市稲田町南8線西16-43
〇営業時間:6:55~18:00
〇定休日:年末年始のみ(GW中は通常営業)
〇駐車場:あり
概要 『北海道ソフトクリームラリー2024』
北海道の短い夏に、全道各地の個性豊かなソフトクリームを楽しみながら、全道各地を周遊していただくことで、地域の活性化につなげたい。そんな思いで、道内のローカルメディアと共に、「北海道ソフトクリームラリー」を開催しています!
昨年は、約1万人が参加(※台紙配布数と残部数を参考にした概算数値)、全108店舗完全制覇達成者は7人。道外からの参加者も多数で、0歳から90代まで幅広い年代の方々に参加いただきました。
今年も、みなさんの参加を心よりお待ちしています!
【開催期間】2024年6月1日(土)~8月31日(土)
【参加店舗】143店舗 ※参加店舗一覧は、下記詳細HPでご確認ください。
【詳細HP】 「北海道ソフトクリームラリー2024」
【応募締め切り】2024年9月13日(金)必着
※2024年6月現在の情報です。お店の営業時間やメニューについては各店舗までお問合せください。
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文・取材:カンベ アキラ
編集:Sitakke編集部・ナベ子
<カンベ アキラ PROFILE>
北海道が大好きすぎて、2014年に関西から移住したアラフィフ。現在は十勝在住の旅好き。「北海道観光マスター」「十勝の観光文化検定」の資格所持。「北海道コンシェルジュ」「北海道旅行モデルプランナビ」の2サイトを運営。自ら体験して確かめた北海道の観光スポットやグルメ、お土産やお取り寄せ情報を発信しています。北海道旅行のプランニング相談も「ココナラ」で随時受付中。ゴールデンカムイにドハマりしていて、道内各地を聖地巡礼しています。(スタンプラリーも全制覇)Web情報サイト「北海道Likers」でも執筆中。