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UQ mobile・ワイモバイル・楽天モバイル、3社の「iPhone 12」の2年間コストを徹底比較

価格.comマガジン

UQ mobile・ワイモバイル・楽天モバイル、3社の「iPhone 12」の2年間コストを徹底比較
UQ mobileが「iPhone 12」「iPhone 12 mini」の取り扱いを開始。9月には5Gネットワークが利用できるようになります

KDDIはサブブランドの「UQ mobile」において、2021年6月からアップルの「iPhone」シリーズ最新モデルのうち「iPhone 12」と「iPhone 12 mini」の販売を始めました。これまでUQ mobileは2019年に登場した一世代前の「iPhone 11」を販売していましたが、同年9月2日から提供が始まる5Gネットワークを利用可能な最新モデルの取り扱いが先行して始まった形です。

UQ mobileのライバルにあたるソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」は、すでに「iPhone 12」「iPhone 12 mini」を取り扱っており、これで2つのサブブランドがどちらも最新のiPhoneを販売することになりました。そこで今回は、UQ mobile、ワイモバイル、それに「楽天モバイル」の3つのキャリアで販売されている「iPhone 12」「iPhone 12 mini」について、本体価格や2年間の合計コストを比較してみたいと思います。

※記事の内容は2021年8月27日時点での情報をもとにしています。記事中の価格は特に断りがない限り税込です。

各キャリアの「iPhone 12」と「iPhone 12 mini」本体価格はいくら?

まずはiPhoneの本体価格をチェックしてみましょう。UQ mobile、ワイモバイル、楽天モバイルがオンラインで販売している「iPhone 12 mini」および「iPhone 12」の本体価格を以下にまとめました。参考として、アップルのオンラインストアにおける本体価格も併記しています。

UQ mobile、ワイモバイル、楽天モバイルにおける「iPhone 12」「iPhone 12 mini」の本体価格一覧

UQ mobileとワイモバイルにおけるiPhoneの本体価格は、契約方法によって異なります。UQ mobileの場合、まず「新規契約」「他社からの乗り換え」「機種変更」の3パターンごとに価格が異なります。新規契約と他社からの乗り換えについては契約時に選んだ料金プランによっても価格が異なるため、iPhoneの本体価格は全部で5パターンが存在します。

「iPhone 12 mini」(64GBモデル)の場合、新規契約時に「くりこしプランS」を選ぶと78480円ですが、「くりこしプランM」または「くりこしプランL」を選ぶと3960円安い74520円になります。他社から乗り換えの場合も同様で、「くりこしプランS」を選ぶと73080円、「くりこしプランM」または「くりこしプランL」を選ぶと69120円です。機種変更の場合はプランによらず81360円となります。

いっぽう、ワイモバイルの本体価格は「新規契約または他社からの乗り換え」「ソフトバンクのグループ内での乗り換え、およびソフトバンク回線を利用するMVNOからの乗り換え」「機種変更」の3パターンで価格が異なります。「iPhone 12 mini」(64GBモデル)の場合、新規・乗り換えでは78480円、グループ内およびソフトバンク回線MVNOからの乗り換えでは96480円、機種変更では89280円となります。

UQ mobileとワイモバイルからiPhoneを購入する場合、本体代金は一括払いと分割払いを選ぶことができます。分割払いの回数はどちらも24回と36回から選ぶことが可能です。なお、UQ mobileから購入できるのは「iPhone 12」と「iPhone 12 mini」のどちらも64GBモデルと128GBモデルで、256GBモデルは取り扱いがありません。

楽天モバイルの場合、iPhoneの本体価格は新規契約や乗り換えといった契約方法では変わりませんが、iPhoneを返却することで本体代金の一部支払いが免除される「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」を利用することができます。同プログラムは楽天カード会員のみが選べる48回払いを対象としており、24回目の支払いが完了していれば、現在使用中のiPhoneの返却と事務手数料3300円を支払うことで、残りの支払いが不要になります。

iPhoneの返却時に新機種への機種変更は不要で、返却せずに48回目まで支払い終えると同プログラムは自動的に解約されます。24回目の支払い完了以降はいつでもiPhoneを返却できますが、支払総額が一番安くなるのは「24回目の支払いを終えた時点ですぐにアップグレードプログラムを利用する場合」であるため、上記の表では24回目まで支払う場合の合計額を「2年で返却」として表記しています。

楽天モバイルではほかにも一括払いか24回の分割払いを選ぶことも可能です。一括払いと24回払いの支払総額は同額であるため、上記の表では「一括・24回払い」として表記しています。「iPhone 12 mini」(64GBモデル)の本体価格は、一括・24回払いでは87712円、「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」を利用して最短で返却する場合は43848円となります(事務手数料を除く)。

なお、UQ mobile、ワイモバイル、楽天モバイルの料金プランについて、データ利用量や月額料金を以下の表にまとめました。後述する試算では各キャリアの1回線目を対象としており、ワイモバイルで2回線目以降に割引が受けられる「家族割引サービス」は考慮していません。楽天モバイルの「Rakuten UN-LIMIT VI」は、通信量が1GB以下だった場合の月額料金を0円としています。

UQ mobileの料金プランは2021年9月2日から4G/5Gの両ネットワークに対応した「くりこしプラン +5G」に移行しますが、データ利用量の区切り、月額料金、通話料は「くりこしプラン」と同じです。ただし、既存のユーザーが「くりこしプラン」から「くりこしプラン +5G」へ移行する場合はSIMカードの交換が必要となります(同年11月からは交換不要になる予定です)。

UQ mobile、ワイモバイル、楽天モバイルの料金プラン一覧

「iPhone 12」「iPhone 12 mini」2年間の合計コストはいくら?

それでは、各キャリアで購入したiPhoneを2年間使った場合のコストがいくらになるのかを見てみましょう。まずは「iPhone 12」について、UQ mobile、ワイモバイル、楽天モバイルからそれぞれ購入した場合の、2年間の合計コストと毎月のコストを試算してみました。

いずれのキャリアも通話定額オプションやデータ利用量の増量オプションは追加せず、キャンペーンによる割引やポイント付与なども適用していません。ただし、料金プランの月額料金と分割払いしたiPhoneの月額割賦金に加えて、各キャリアが提供する保証サービス「AppleCare+ for iPhone」(UQ mobile、月額770円)「故障安心パックプラス」(ワイモバイル、月額759円)「故障紛失保証 with AppleCare Services」(楽天モバイル、月額979円)の月額料金を加算しています。

なお、UQ mobileとワイモバイルの合計コストには新規契約時や機種変更時の手数料3300円が含まれています。これらの手数料は、グループ内での乗り換えやオンラインでの手続きなど、条件によっては無料になる場合があります。また、楽天モバイルで2年間使ったiPhoneを返却する場合の合計コストでは「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」の手数料3300円が、それぞれ含まれています。

「iPhone 12」を2年間使う場合のコスト比較

「iPhone 12」で本体価格が一番安い64GBモデルのうち、料金プランのデータ利用量が毎月3GBまでの2年間の合計コスト(および毎月のコスト)を見てみると、以下のようになります。

●UQ mobile
 新規契約…153732円(毎月6268円)
 他社からの乗り換え…147612円(毎月6013円)
 機種変更…155532円(毎月6343円)

●ワイモバイル
 新規契約・他社からの乗り換え…166668円(毎月6807円)
 グループ内・ソフトバンク回線MVNOから乗り換え…184668円(毎月7557円)
 機種変更…177468円(毎月7257円)

●楽天モバイル
 24回払いで購入…150544円(毎月6272円、初回のみ6288円)
 iPhoneを2年で返却…103236円(毎月4164円)

楽天モバイルで「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」を利用する場合は本体代金の負担が半額で済むため、当然ながらコストは最も安くなります。

いっぽう、iPhoneを返却しない場合を比較してみると、UQ mobileに他社から乗り換えるケースでは2年間の合計コストが15万円を切る147612円となるため、楽天モバイルから24回払いで購入する場合の150544円よりも3000近く安くなります。ほかの料金プランや128GBモデルも同様の傾向ですが、毎月の通信量が1GB以下で済む場合は楽天モバイルのコストが最も安くなります(ただし1回線目の場合のみ)。

また、ワイモバイルでは2回線目以降の月額料金が毎月1188円、2年間では合計28512円割り引かれるため、新規契約・他社から乗り換えのケースでは138156円、機種変更でも148956円まで安くなります。

続いて、「iPhone 12 mini」を2年間使った場合のコストを比較してみましょう。保証サービスなどの条件はiPhone 12の場合と同様です。

「iPhone 12 mini」を2年間使う場合のコスト比較

「iPhone 12 mini」で本体価格が一番安い64GBモデルのうち、料金プランのデータ利用量が毎月3GBまでの2年間の合計コスト(および毎月のコスト)を見てみると、以下のようになります。

●UQ mobile
 新規契約…139332円(毎月5668円)
 他社からの乗り換え…133932円(毎月5443円)
 機種変更…142212円(毎月5788円)

●ワイモバイル
 新規契約・他社からの乗り換え…152268円(毎月6207円)
 グループ内・ソフトバンク回線MVNOから乗り換え…170268円(毎月6957円)
 機種変更…163068円(毎月6657円)

●楽天モバイル
 24回払いで購入…137080円(毎月5711円、初回のみ5727円)
 iPhoneを2年で返却…96516円(毎月3884円)

「iPhone 12」の場合と同様、コストが最も安いのは楽天モバイルで「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」を利用してiPhoneを返却する場合で、2年間の合計コストは10万円を切る96516円です。

iPhoneを返却しない場合の合計コストを見てみると、UQ mobileへ他社から乗り換えるケースでは133932円となり、楽天モバイルから24回払いで購入する場合の137080円よりも3000以上安くなります。この傾向も「iPhone 12」の場合と同様で、楽天モバイルの1回線目で毎月の通信量が1GB以下で済むケースを除き、UQ mobileに乗り換えて「iPhone 12 mini」を購入するケースが最も安くなります。

ただし、ワイモバイルで2回線目以降に家族割引サービスが適用されるケースでは2年間で合計28512円割り引かれるため、新規契約・他社から乗り換えのケースでは123756円、機種変更では134556円までコストが安くなります。

まとめ

今回比較したUQ mobile、ワイモバイル、楽天モバイルの「iPhone 12」「iPhone 12 mini」について、単純に「2年間のコストが一番安いもの」を選びたいのであれば、「楽天モバイルiPhoneアップグレードプログラム」を利用して2年後に返却することを前提に、楽天モバイルで購入することでコストは最も安くなります。

ただ、同プログラムが利用できる48回払いは楽天カード会員しか選べませんし、iPhoneが手元に残らないというデメリットもあります。iPhoneの返却を前提としないのであれば、単身者でデータ利用量が少なめでも大丈夫だという人は楽天モバイル、ある程度のデータ利用量が必要だという人はUQ mobileを契約しつつ、「iPhone 12」もしくは「iPhone 12 mini」を購入するのを検討してみるのがよさそうです。

また、家族でワイモバイルを契約している人は、家族割引サービスを利用することで毎月1188円という大きな割引が受けられます。ほかのキャリアへ乗り換えてiPhoneを購入するよりも、ワイモバイルで「iPhone 12」や「iPhone 12 mini」に機種変更したほうが、コストを抑えられそうです。

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