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【大磯町】5月5日は「相模国府祭」 修理した被り物で「鷺の舞」も

タウンニュース

「鷺の舞」を練習する保存会メンバー

 旧相模国の6社が参集する「相模国府祭(こうのまち)」が、5月5日(火)に大磯町の神揃山などで開催される。川勾神社や前鳥神社、平塚八幡宮など5社の神輿が総社・六所神社を目指して渡御するほか、逢親場(おおやば)(馬場公園)では、被り物を修理したばかりの「鷺の舞」(午後1時50分〜)が披露される。

 国府祭は1300年ほど前、相模国の行政長にあたる国司が天下泰平と五穀豊穣を神に祈ったのが始まりとされる。

 一之宮から順に寒川神社(寒川町)、川勾神社(二宮町)、比々多神社(伊勢原市)、前鳥神社(平塚市)、平塚八幡宮(平塚市)、六所神社(大磯町)が合同で行う珍しい祭りで、県の無形民俗文化財に指定されている。相模国の成立にあたり寒川神社と川勾神社が一之宮の座を争った伝説にちなんだ代表的な神事「座問答」は、神揃山で正午から執り行われる。

地域で継承担う

 国府祭を控えた4月18日、国府地区の町民を中心に、中学生から大人まで21人が活動する「相模国府祭鷺の舞保存会」(小島勇会長)が、六所神社の社殿で笛や舞の練習を実施した。

 「鷺の舞」は、6社の神輿行列が逢親場に入場する際に歓迎の意味で演奏される「流し」と、被り物で鷺、龍、獅子に扮し、それぞれが天下泰平や五穀豊穣、災厄消除を祈願して踊る「舞路」で構成されている。明治時代頃までは六所神社の近くに3件あった「舞太夫家」と呼ばれる家系の中で受け継がれてきたもので、人材不足などを理由に、30年ほど前からは同保存会が継承を担っている。

 小島会長は「会員には学生や会社員も多く、忙しい中でも千年以上続く伝統を守っていくことを誇りに活動している」と話す。鷺と龍の被り物は昨年8月に、獅子は3月末に修理が完了したといい、小島会長は「見違えるようにきれいになった。これからも鷺の舞をつないでいけるように、たくさんの人に見てもらいたい」と話していた。

 祭りに参集する6社では、国府祭限定御朱印を頒布中。祭り当日は神揃山、逢親場でも授与される。朱印料500円。

(問)相模国府祭類社会事務局(六所神社内)【電話】︎0463・71・3737

過去開催時の「座問答」の様子

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