無意識にお金を使ってるかも。「お金が貯まらない人」がついやりがちな“3つのNG行動”
家計簿・家計管理アドバイザーのあきです。お金を貯めたいと思っていても貯まらない人には、ある特徴が見えてくるものです。今回は、これまで1000件以上の家計相談をお引き受けしてきた経験から、お金が貯まらない人が普段しがちな行動をご紹介します。
(1)カフェとコンビニ通いの習慣を持つ
お金が貯まらない人に圧倒的に多いのが、カフェとコンビニ通いの習慣です。のどが渇いたと言えば、コンビニやカフェでお気に入りのドリンクを買い、ついでに新作のスイーツなども物色してしまう人は、日々ちょっとした支出の積み重ねにより、「今月もこんなに使ったけ?」と自分でも首をかしげてしまうことも。
もちろん、毎日のカフェやコンビニ通いがストレス発散になっていて、どうしても欠かせない人や、お金のために大好きな習慣をやめたくない人は、今の習慣を続けてもかまわないのです。
しかし、もしお金を貯めたいのに貯まらないと感じているなら、毎日のちょっとのした習慣が、大きな負担になっている可能性も考えましょう。
どうしてもやめられないなら、回数を絞るだけでも、節約になるはずですよ。
(2)暇つぶしにお金を使う
お金が貯まらない人は、暇つぶしのためにもお金を使う傾向がありますよ。
電車の中で暇な時間を持て余さないために、ゲームで際限なく課金をしてしまったり、大してほしくもない服を物色して衝動買いをしてしまったり。お金が貯まらない人のなかには、暇な時間をギャンブルに費やし、大きなお金を失ってしまった人も見受けられますよ。
一方、お金を貯めることが得意な人は、できるだけお金のかからない暇つぶしを考える傾向があります。例えば、図書館で借りた本を読む、資格試験の勉強をする、ジョギングなど専門的なグッズがそれほど必要ない趣味を持ったりといった具合です。
暇な時間を楽しい時間に変えるために、お金を使うこと自体は悪くありませんが、お金がないと心配する必要がない範囲で楽しめるように日頃から工夫しておきましょう。
(3)面倒くさいことは後回しにする
お金が貯まらない人は、面倒くさいと感じることを後回しにして、結果的にお金を使うことが多い傾向もありますよ。
携帯電話の料金プランを変更することが面倒だからと高額と感じるプランでもそのままにしたり、解約の手続きをするのが面倒くさいからと使っていない有料アプリを契約しっぱなしにしたり、面倒くさいことを後回しにするためにお金を使ってしまう人が見られます。
確かに今ある契約を見直すということには手間がかかります。毎日忙しくしていると、そのうちやろうと思いつつ、気づけば長い期間がたってしまうこともあるでしょう。しかし、思い立ってやってみると、思ったより時間がかからず、もっと早くやっておけばよかったと感じることもありますよ。
毎日の積み重ねで貯め体質に
無理なくお金を貯めたいと考えるのであれば、大きな支出の見直しだけでなく、日々の小さな習慣を見直すことも大切です。
毎日ちょっとしたことの積み重ねにより貯蓄が増えるだけでなく、より有意義にお金を使う習慣を身につけることも可能になるはずですよ。
あき/家計簿&家計管理アドバイザー