器具置場2棟が移転 保土ケ谷消防団 性差に配慮した設計
保土ケ谷消防団(久保田重雄団長)の「第四分団第3班」と「第三分団第8班」の器具置場がこのほど、新たな場所に竣工した。ともにトイレが男性用と女性用に分かれるなどのジェンダーに配慮した設計。消防車両や資機材の収納スペースのほか、会議室が増えるなど幅広い任務に対応できる機能が備わった。
上菅田町の同第3班の器具置場は、土地が民有地のため、横浜市が所有する近隣の土地に移転した。新設された建物は鉄骨造りで、2階建て、延床面積は53・32平方メートル。
1974年度に建てられた同第8班の器具置場は、建物の老朽化により、仏向町から常盤台に移転した。鉄骨造りで、2階建て、延床面積は46・90平方メートル。
両班は器具置場の移転に伴い、先日、お披露目会を実施。久保田団長は「充実した器具置場で、さらなる消防団活動を期待したい」などとあいさつした。現在、保土ケ谷消防団の器具置場は26棟になっている。