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三谷幸喜が作・演出し、柿澤勇人・宮澤エマ・迫田孝也が究極の会話劇に挑んだ舞台『オデッサ』 5月に放送・配信が決定

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(左から)警部役:宮澤エマ、青年役:柿澤勇人、旅行者役:迫田孝也  

WOWOWにて、2024年1月より上演された舞台『オデッサ』を、5月に放送・配信することが決定した。

三谷幸喜が3年ぶりに書き下ろした新作舞台がこの度WOWOWに登場する。3人の俳優が、二つの言語で、一つの真実を巡り、会話バトルを繰り広げる。出演は、柿澤勇人、宮澤エマ、迫田孝也。三谷が今、いちばん信頼を寄せるメンバーで、いちばん書きたいテーマ「言語」について綴った物語が展開していく。

舞台はアメリカ・テキサス。殺人事件の容疑で勾留された日本人旅行者と、英語しか話せない日系人警察官、留学中で英語も達者な日 本人青年が繰り広げる密室会話劇。殺人事件の謎を解くというミステリー要素もあるが、通訳される言葉を介したすれ違う会話に観客は終始大爆笑。

(左から)警部役:宮澤エマ、旅行者役:迫田孝也、青年役:柿澤勇人      撮影:宮川舞子

また登場人物それぞれがアイデンティティへの葛藤を抱いていることが笑いの中にも語られ、ヒューマンドラマとしても見応えがある。前半に張られた伏線を回収しながら二転三転するみごとなストーリー展開。登場人物の心理を緻密に描く荻野清子の音 楽、舞台上に“演出”された字幕が映し出されるのも面白く、いまだかつて見たことのない世界観が広がるまさに傑作だ。

三谷幸喜が巧みに張り巡らせた「言葉」の罠。丁々発止の会話の先にどんな真実が待つのか。楽しみにしよう。

【ストーリー】
アメリカ、テキサス州オデッサ。1999年、ひとりの日本人旅行客(迫田孝也)がある殺人事件の容疑で勾留される。彼は一切英語を話すことができなかった。捜査に当たった警察官(宮澤エマ)は、日系人だったが日本語が話せなかった。語学留学中の日本人青年が通訳(柿澤勇人)として派遣されてくる。取り調べが始まった——。登場人物は3人。言語は二つ。真実は一つ。男と女と通訳の会話バトル。

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