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脳梗塞や体に変調をきたす原因に!薬で血圧を下げると危険な理由とは?【1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法】

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脳梗塞や体に変調をきたす原因に!薬で血圧を下げると危険な理由とは?【1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法】

死亡リスクが高まる境界線は160mmHgから

薬での降圧が脳梗塞のリスクを高めるという研究結果も出ています。東海大学医学部の大櫛陽一教授らが約4万人の脳卒中患者と一般の人を対象に、脳卒中の症例別の比較研究を行いました。その結果、降圧治療中の人は高血圧で未治療の人と比べ、脳梗塞の発生率が約2倍高いということがわかりました。

脳梗塞は、脳の血管に血栓(血の塊)が詰まって引き起こされる病気です。通常、血栓ができて血管が詰まりかけると、心臓はポンプ機能を上げて血栓を押し流そうとします。しかし、血流が弱いと詰まった血栓を押し流すことができません。血流を弱めて血管にかかる圧力を強制的に下げる降圧薬の服用は、脳梗塞になるリスクを上げてしまうのです。

さらに、年代別の死亡率と血圧レベルの関係を検証した研究で、男女とも最高血圧が160未満なら死亡率はほぼ一定で、160を超えると増えはじめ、180で一気に跳ね上がるというデータが出ています。

以上の結果を踏まえると、「血圧が180以上の人は、セーフティゾーンの160まで下げる」そして、「脳梗塞リスクを回避するには、降圧薬に頼らずに血管を強くすることで血圧を下げるアプローチがよい」と言えます。年齢や生活習慣に起因する高血圧であれば、降圧体操と食生活の改善が降圧の近道。本書で紹介するツボ押しや呼吸法、食事術を試してみてください。

出典:『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』

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