藤枝MYFCのチーム最年長、MF梶川諒太が完全合流!「監督に言われた通りプレーすればいいでは駄目」
J2藤枝の梶川諒太、群馬戦に向けて「行けと言われれば行く」
右太ももの肉離れでリハビリを続けていたJ2藤枝MYFCのMF梶川諒太選手が26日、チームに完全合流しました。「チームに迷惑を掛けた。ピッチで返す」とリーグ後半戦での活躍を誓います。
梶川選手は5月中旬のアウェー山口戦で右大腿(だいたい)二頭筋を負傷し、全治6~8週間との診断を受けました。「予定より1週間早い。ずっと走り込んできたので不安はない」。完全合流初日のゲーム形式の練習でも精力的に動き回って存在感を発揮しました。
10年前に肉離れした際には練習復帰初日で再び肉離れを起こした苦い経験がありましたが、「裏に抜ける動きをしても大丈夫だった。今週末の試合に『行け』と言われれば行く」と自信を示します。
リハビリ中、外から試合を見ていて「清水戦、横浜FC戦は全体に腰が引けてる印象だった。紅白戦でも安パイなプレーが多いと感じていた。相手を剝がすプレーで自分たちの時間を増やさないと」と指摘。
さらに、「監督やスタッフの言われた通りプレーすればいいでは駄目。選手一人一人が自分のプレーに責任と覚悟を持たないと」。チーム最年長のベテランは若手に活を入れ、「長崎戦は前からの守備で相手のミスを誘っていた。ただ、まだミスが多い。個人の質、最後の質を上げないと。そこが肝」と自身にもプレッシャーを掛けました。