【気温は平年より高め】北海道の週間天気予報&最新の一か月予報 2日(金)から/気象予報士執筆
北海道のあす2日(金)からの天気予報とポイントを、HBCウェザーセンターの星井さき気象予報士がお届けします。
あす2日の未明にかけて激しい雷雨のおそれ
きょう1日の札幌は、午後から雨が降りました。
午後5時現在も前線に伴う雨雲が道北や空知地方などにかかっていて、宗谷地方などでやや強まっています。
この後ゆっくり東へ移動しますが、宗谷地方では、あす2日の未明にかけて激しい雷雨となるおそれがありますのでご注意ください。
さらに蒸し暑く
こちらはあす2日の予想天気図です。
日中にはいったん雨は小康状態になりますが、北海道の北を進む低気圧に向かって、暖かく湿った空気が流れ込みますので、きょうよりもさらに蒸し暑くなっていきそうです。
2日(金)の天気と気温
あす2日(金)の天気と気温です。
朝晩に北部で雨の降るところもありますが、日中はおおむねくもりで経過しそうです。
最高気温はきょうよりさらに高いところが多く、旭川は31度の予想です。
2日の時間ごとの天気、道央・道南からです。
札幌や函館など日のさす時間もありそうです。札幌は30度と蒸し暑くなりますが、風がやや強まる時間もありそうです。
道北・空知です。
稚内は未明まで激しい雷雨にご注意ください。日中も稚内は風がやや強く夜は再び雨が強まりそうです。
道東・オホーツク海側です。
オホーツク海側は、今夜遅くに降り出す雨があす早朝まで続きそうです。網走や紋別の最高気温は、きょうより7度ほど高く一気に暑くなりそうです。
最新の一か月予報 気温は平年より高い
きょうから8月がスタートしましたが、気象台から最新の一か月予報が発表されました。
気温は平年より高めの見通しとなっていますので、熱中症などには十分に注意が必要です。
降水量は平年並みとありますが、気温が高くなる夏は、いわゆるゲリラ雷雨と呼ばれるような雨の頻度も高くなりますので、日々の気象情報にもお気を付けください。
では、週間予報を見ていきましょう。
2日(金)からの週間天気予報
週間予報、日本海側とオホーツク海側からです。
あさって3日(土)は日本海側で広く雨が降り、宗谷地方など道北で大雨になるおそれがあります。4日(日)にかけてオホーツク海側でも雨が降るでしょう。
来週は晴れ間が戻り、暑さはさらに厳しくなっていきそうです。
つづいて、太平洋側です。
土日はにわか雨の可能性があります。函館や帯広は連日30度前後まで上がる日が続きそうです。
湿度も高く蒸し暑くなりますので、体調管理には十分にお気を付けください。
2日(金)の札幌の朝昼晩の天気
では、あすの札幌です!
朝昼晩の天気をもんすけでお伝えします!
今夜からもう気温が高めとなりそうです。あすは朝から暑く、夜も25度くらいで経過しそうですので、寝苦しさが続きそうです。
文: HBCウェザーセンター 気象予報士 星井さき
札幌生まれ・札幌育ちの気象予報士。HBCテレビの「今日ドキッ!」(金曜日担当)や、HBCラジオの「朝刊さくらい」「気分上昇ワイド ナルミッツ!!!」「カーナビラジオ午後一番!」「アフタービート」で北海道の天気をお伝えしています。
連載「気象予報士コラム・お天気を味方に」
天気予報のほか、天気に合わせた服装の選び方のヒントなど、HBCウェザーセンターの気象予報士が暮らしに役立つ記事をお届けしています。
※1日(木)午後5時時点の情報です。最新の気象情報は、HBCウェザーセンターのホームページなどでご確認ください。HBCは気象庁の認可を2001年に得て以来、民間気象会社の一つとして「HBCの独自予報」を発信しています。