Yahoo! JAPAN

ライトブリーム釣行でキビレと本チヌ合計20尾超えと爆釣【大阪・シーサイドコスモ】

TSURINEWS

大阪湾で爆釣(提供:TSURINEWSライター井上海生)

この翌日から大雨の気象予報で、せっかく水潮が解除されたばかりの潮回りで釣りにいけないのは辛いと、なんとか仕事の隙間を縫って時間を作った。狙いは、特になし。できればメバルの姿を拝みたかったが、何でもいいや、とシーサイドコスモへ。結果、過去最高のチヌ・キビレの釣果に恵まれた。海は気まぐれで、こういう爆アタリを経験させてくれる。

当日の状況

釣行日は6月15日。この日はなかなかやることが多くて、夕方から夜は休みたいと思っていた。だが午睡のあとで目覚めたのが、19時前。近場なら釣りにいけないことはない。

ならば、電車に乗ってシーサイドコスモへ。さすがに混んでいるかと思ったが、意外にそんなこともない。今は釣り物がハッキリとしない端境期なので、みんなの足も遠のいているのだろう。この日もぱらぱら雨が降っていたので、それも閑な一因だったのかもしれない。

タックルはアジングタックル、6.4ftを持ってきた。しかしシーサイドコスモは足場がちょい高いので、結果的にチヌばかりの釣果になったこの日では、なかなか往生させられた。

南港で釣り開始

オープンに投げると、ラインにイワシが触る。こいつらがワームを食うことはない、触っても食いきらないので、無視を決め込むことにした。

グッドサイズ、本チヌ(提供:TSURINEWSライター井上海生)

限られた釣り場の、橋脚部分をちょこっと打つ。一発目でどうか、と思ったら、いきなりきた。アジング用のワームに、チヌの45cm、グッドサイズ。PEライン0.1号で、しかもシーサイドコスモという魚が意図的にラインを切りに来る場所で、よく釣り切ったものだ。

キビレ連発、本チヌで10尾

そこからキワでアタリが爆発し始めた。時合いだろうか、30分続くかな?

と思っていたら、そこから大満足して帰るその時間までアタリが続いた。結果的に20尾を超す、自己レコード大更新。一度PEライン0.1号を切られ、ハリを曲げられ、3本折られた。そこからはPEライン0.3号のスプールに替えて、なるべく軸の太いヘッドを使って、勝負する。

小型もまじえながら(提供:TSURINEWSライター井上海生)

キビレがかなり多かった。シーサイドコスモもばっちり汽水域なので、当然そうだが、この日のキビレのあたりようは何だろうか?まさしく入れ食い状態で、小型も多いので、途中からはタモを使わず横着して抜き上げたが、そこでのミスはなし。めっちゃくちゃ口の奥までくわえてしまう。超高活性だ。

丸のみ状態(提供:TSURINEWSライター井上海生)

特にコレということはしていないが、私はチヌにはバスワームの2inchを主に使用する。それが当たったのだろう。カラーも淡い系から濃い系まで、何でも食ってきた。表層引きが主で、レンジを入れると無視される。なんだかメバルみたいな食い方だ。しかし一回一回粗雑な食い方をするので、ちょっと抜き上げやらハリ外しやらに、疲弊してしまう。

入れ食いで20尾超え

本チヌが途中から食わなくなってしまった。こうなると、ライトブリームの本命といえるあの黒い縞模様が恋しくなる……でも、もう20尾は軽く超えたし、いいか。帰ろうと思いつつ、足元にリグを落としてテクトロみたいに歩いて、回収間際にドンッとひときわ大きなアタリがきた。

ラスト、キビレの45cm(提供:TSURINEWSライター井上海生)

これまたキビレ。いや、キビレとチヌの交雑種のような感じ。段違いの引きをした。縦方向に叩くような頭の振り方はスリリングで、ランディング直後にハリも外れた。痺れる勝負を制した。さすがに恰好いい面構えだ。

特に何もなく入れ食いで終わった……と言いたいが、帰ってみるとブルートゥースのイヤフォンを落としていたり、まあ途中からハリを折られまくったりと、ばかげたミスも目立った。しかし正直ブルートゥースのイヤフォンは、そのつど充電が必要なことでもう面倒臭いと思っていたのでちょうどよかった、なんてこともないか。ちゃんとライトブリームのためのジグヘッドを持ってきて、次からはもっとミスのない釣りを考えないといけない。

<井上海生/TSURINEWSライター>

【関連記事】

おすすめの記事