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初代琴櫻の相撲人生と現役時代成績、32歳で遅咲きの桜満開

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イメージ画像,ⒸIrene M M/Shutterstock.com

大関琴櫻の祖父、1967年9月場所後に大関昇進

大相撲の2024年初場所後に大関昇進した琴ノ若が、5月場所から琴櫻に改名して土俵に上がっている。琴ノ若は父・佐渡ヶ嶽親方の現役時代の四股名で、琴櫻は祖父の四股名だったことがよく知られているが、先代琴櫻の現役時代を知るファンも少なくなっている。改めて振り返ってみよう。

1940年11月26日、鳥取県倉吉町で警察官の子として産声を上げた鎌谷紀雄は、中学から柔道を始める。当時の佐渡ヶ嶽親方(元琴錦)からスカウトされて佐渡ヶ嶽部屋に入門し、1959年1月場所で初土俵を踏んだ。

1962年7月場所で十両昇進し、1963年3月場所で新入幕。その後、十両に陥落したこともあったものの、1967年9月場所で2横綱2大関を倒して11勝4敗をマークし、場所後に大関昇進した。

さらに1968年7月場所に13勝2敗で初優勝。28歳で横綱候補に浮上したが、そこからが長かった。

1969年3月場所で2度目の優勝を果たしたものの、翌場所は8勝どまり。以降も2桁勝利を挙げても綱には届かず3年が過ぎた。

大関在位32場所のスロー出世

引退も囁かれていた1972年11月場所。14勝1敗で22場所ぶり3度目の優勝を果たす。翌1973年1月場所も14勝1敗で連覇し、横綱に昇進した。

史上最年長の32歳2カ月で、大関在位32場所は武蔵丸(現武蔵川親方)と並ぶスロー出世記録。遅咲きの桜がようやく満開となった。

横綱昇進後3場所目の1973年7月場所で14勝を挙げて5度目の優勝。翌1974年5月場所限りで引退し、在位8場所の短命横綱に終わったが、強烈な突き押し相撲で「猛牛」の異名を取った名力士だった。

引退後は佐渡ヶ嶽部屋を継承。琴風、琴欧洲、琴光喜の3大関と琴ケ梅、琴錦らの関取を育て上げた。1996年に愛娘と結婚したのが現在の佐渡ヶ嶽親方だ。

晩年は病との戦いが続き、2007年8月14日、66歳で死去。天国で孫の活躍を喜んでいるだろう。

琴櫻の現役時代成績

通算成績:723勝428敗77休
幕内成績:553勝345敗77休
横綱成績:66勝34敗20休
大関成績:287勝159敗34休
三賞:6回(殊勲賞4回、敢闘賞2回)
金星:2個(柏戸、佐田の山)

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記事:SPAIA編集部

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