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元町の唯一無二な喫茶空間!50年近い歴史を受け継ぎ世代を超え刺さる『自鳴琴』 神戸市

Kiss

唯一無二の存在感を放つ『自鳴琴(おるごーる)』(神戸市中央区)は惜しまれつつ閉店が決まった「舌れ梵(とれぼん)」を、現店主が2022年に受け継ぎリスタートさせたお店。常連さんが変わらず足を運び、カフェ好きの間でも注目を集める同店を訪れました。

看板の文字は関さんの姪っ子さんが、看板はご主人がしてくれたそう

お店があるのは各線元町駅西口から2分ほど歩いたところ。8時のオープン直後から10時まではモーニングで混雑が予想されるので、ゆっくり過ごしたいというときは10時以降の訪問がオススメです。

すべて「舌れ梵(とれぼん)」そのまま!常連さんも変わらず訪れています

現店主の関さんが「舌れ梵(とれぼん)」を受け継いだのは、ほかでもないママさんからの「お店を継いでくれないかしら」という言葉だったそう。この場所を残したいと直感的に感じた関さんは、ママさんの申し出を快諾し、1週間後には営業を開始。

喫煙可ですが、煙や匂いはあまり感じませんでした

決断からとても速いスタートでしたが、パパさんやママさん、常連さんたちとすでに親交があった関さんにとって大変なことではなかったといいます。「この場所をそのまま受け継がせてくれて本当に有難い」。「舌れ梵(とれぼん)」のままであること。それが関さんのこだわりです。

1つだけ大きく変わっているとしたら、「植物が多くてジャングルみたい」」という点。口コミで見かけましたが、現在のお店はちょうどいい塩梅で植物に囲まれ心休まる雰囲気に変化。創業当時のインテリアが顔を出し一層ノスタルジックな気分になれる空間に進化しています。

そんな店内でとりわけ人気なスペースがこちら。半個室のようなこの空間は、メディアでも引っ張りだこな人気席です。窓からさす光、扉が開くたび鳴る”カランコロン”の音、テーブルの傍らで癒しを与えてくれる植物たち。すべての要素が充実した喫茶時間を約束してくれます。

「ブレンドコーヒー」500円(税込)

この日は創業以来変わらないブレンドコーヒーと、関さんが考案し人気急上昇中だというトースト2種類をオーダー。あまりに素敵な空間だったので常連さんたちの過ごし方を真似したくなり、映え確定なクリームソーダは次回にまわすことにしました...!

コーヒーはサイフォン式。キッチンを覗くとそこにも昭和の面影が残っていました。ドラマチックな光景♡

「カスタードクリームトーストとモンブラントーストのハーフ&ハーフ」650円(税込)

ハニートースト一択だったトーストメニューは現在バリエーションを増やし5種類を提供しています。カスタードクリームとモンブランの「ハーフアンドハーフ」はその中でも人気の一品。「甘いものも食べたいですよね。」と関さんが考案しました。

トーストは外はサクッ。中はふわっと焼かれた食パンと、バターとクリームの甘じょっぱい味わいが相性抜群。4~5センチありそうな分厚さに圧倒されていたのに、食べ心地がとても軽やかでペロッと完食しちゃいます!トーストは4つにカットされているので、シェアしながら食べるのも良さそうです♪

「ハニークリームトースト」550円(税込)

もう1つは「ハニークリームトースト」。

ハーフサイズのハニートーストに昔ながらの大きなディッシャーですくったアイス付きで、贅沢なビジュアルに加え、アンティークのスプーンやウエッジウッドのカップで味わえるところもまた格別です。

ゆったりと時間を過ごしコーヒーが底をついたら、通常料金よりもお得な「おかわりコーヒー」(300円)もオススメ。店内にはアーティストさんの作品も飾ってあり、ギャラリーのような楽しみ方もできました。とくに鳥瞰図絵師・青山さんの作品は精密な描写で圧巻です。

「舌れ梵(とれぼん)」をリスペクトしながら、関さんが守るお店は懐かしさと新しさが混在し調和する場所。世代をこえて『自鳴琴(おるごーる)』が愛される理由を体験することができました。


場所
自鳴琴 (おるごーる)
(神戸市中央区元町通3-12-12 1F)

営業時間
8:00~18:00

定休日
年中無休

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