元外交官の小菅淳一さん「上越市のため尽くしたい」 初当選から一夜明け
任期満了に伴う上越市長選の投開票日から一夜明けた2025年10月27日朝、初当選を果たした元外交官の小菅淳一さん(73)は、報道各社の取材に応じ「責任の重さをひしひしと感じている。上越市のために尽くしたい」などと決意を新たにした。
《画像:一夜明け、ほっとした表情で取材に応じる小菅さん》
午前7時半、小菅さんは藤巻の事務所前に立ち通勤の車に手を振った後、報道各社の取材に応じた。
《画像:午前7時半から藤巻の事務所前で車に手を振った》
外務省時代の同僚や高校の同級生などからのメールに返信するなどで睡眠は2時間ほどだったが、「目覚めは快調。霞が関での仕事のほうが大変だった」とすっきりした表情で話した。
政策については「まずは職員の話を聞き、直すべきところは直していきたい。急ぎの政策としては物価高対策の補正予算をやる」。議会との関係については「信頼関係を取り戻したい。議会も市長も向いている方向は同じ。市を良くするという同じ方向に向かって話をしていきたい」と対話を重視する姿勢を示した。
午後2時には市役所を訪れ、当選証書を受け取った=写真=。
小菅さんの市長としての任期は11月9日から4年間。